欲しくて買ったはずなのに、なんとなく、ほとんど袖を通す機会がなくてタンスの肥やしにしてしまうことがありますね。
あなたのお洋服の中にも、捨てるのはもったいないけどもう着たくない、あるいはサイズが変わってもう着れないものがありませんか?
今日は、要らなくなった洋服の処分の仕方について解説していきます。
知り合いにいらない服をあげるのはあり?
自分が要らなくなった洋服を、捨てるには忍びないから誰かにもらって欲しいと思うのは、とてもよくわかります。でも、もらってくれる人はなかなかいませんよね。
たとえ貰ってくれても、相手の方が本当に喜んでくれてるのか内心は心配ということはないでしょうか。
表面的には喜んでもらってくれるけど、本当は迷惑なんじゃないかしら…
姉妹や親せき同士なら、「これは、○○ちゃんなら好きそうだから訊いてみようかな?」ということもありますが、他人はまず喜んでくれません。
「ゴミをよこすなんてバカにしてるわ」
「優越感に浸りたいんじゃない?」
「断りにくいから、本当は欲しくないけど数点はもらっておくか…」
買えばお値段の張るブランド品ならば喜んでもらえると思いがちですが、一度袖を通したものはそれほど価値がないのです。
いらないけど大切な服はここにあげる!
本当に良い物なのに捨てるしかないなんて悲しいですよね。そんな、捨てたくない場合の洋服の行先として、3つの選択肢があります。
・自分でフリマやメルカリなどで売る
・リサイクル品として無料で引き取ってもらう
・売れるものは業者に渡して査定してもらう
・寄附をして世の中に役立てたい
自分でフリマやメルカリなどで売る
地元のフリマで販売したり、自社ブランドの洋服を回収してるYahooなどオークションサイトに出品することができます。
フリマアプリが増えていますね。手間はかかりますが、洋服を無駄にしないで済むし、喜んでもらえてお金にもなる処分方法です。
新品や古着でも、ブランド品であれば買い手もつくので、フリマやオークションサイトがお勧めです。
リサイクル品として無料で引き取ってもらう
手をかけるのが面倒、手っ取り早く断舎利したい人には、生かしてくれる業者に引き取ってもらうほうがいいかもしれません。
ただ単に不用品として、無料で引き取ってくれるリサイクル業者もありますが、そういうところは、回収した古着の中に売れるものがあれば販売に回したり、再生用の原料にしたりして収益を得ています。
ですから、捨てるよりはエコですし、良い物なら誰かに着ていただける可能性があります。
売れるものは業者に渡して査定してもらう
少しでもお金に換えられるなら換えたいという意思のある人は、査定してくれる引き取り業者に頼むといいでしょう。
たとえばテレビコマーシャルでもおなじみの「ブランディア」は、買い取れるものは、買い取ってくれて、買い取れないものはフィリピンの恵まれない子供達やお年寄り達に寄付してくれます。
それなら無駄にならないし、ブランド品でなくても引き取ってもらえるので嬉しいですよね。
その他の業者もいくつかあるのですが、ブランド品のみが対象の業者では、ノーブランドの古着などは出しにくいので、対象外ですね。
値段は期待できないが、ノーブランドの古着でもファストファッションでも買い取りしてくれるエコファという業者があります。
売るという選択肢に魅力を感じるなら、ブランディアやエコファはおすすめです。
寄附をして世の中に役立てたい
お金にならなくてもいいから、寄附してくれる業者に引き取ってもらいたいという人は、「リサイフク」があります。
古着を寄付・リサイクルしてセカイの子ども達を支援する、株式会社ベクトルとグッドネーバーズ・ジャパンの取り組みです。
大手古着リサイクルショップの株式会社ベクトルが運営していて、集めた洋服を自社で査定しショップで販売して、その金額に10%を上乗せして寄附をする仕組みになってます。
値段の付かなかったモノは工業用等の布などに再利用され、すべてリユースしています。
まとめ
今回は、要らない洋服だけどゴミに出すのは忍びないと思うとき、どういう処分方法があるだろうかといろいろ探してみましたが、無駄にせず生かしてくれる業者がいろいろあることがわかりました。
洋服に限らず、自分は使わなくなっても、他の人にはお金を出しても欲しい物だったりすることもある古着は、ゴミではなく資源だということですね。
他人に譲って迷惑がられるより、世の中のためになる相応しいやり方で処分するようにしたいものですね。