大切な身内を亡くしたばかりで忌中の期間(四十九日の明けるまで)の
旅行について、宗教面、世間の目などを心配して、
キャンセルするべきという考えがあります。
でも、そこまで厳格なものなのでしょうか。
忌中に癒されるこんな旅行はいかが?
喪主であれば、葬式や四十九日の法要などの準備で
忙しくて旅行どころではないかもしれませんが、
関係する人全員が旅行を諦める必要はないのではという考えが、
今は主流になっているようです。
忌中や喪中の間でも、すべき勤めをしっかり果たし、
礼を尽くしての上であったら、疲れを癒し心を開放する目的で
旅行を計画されてはいかがでしょうか。
どんな旅が癒しになるかは、個人差があるかもしれませんね。
ちなみに私は、猫のいる島、ウサギのいる島などで癒されそうです。
あなたはいかがですか?
癒しを求めての旅行でおすすめの場所をネットでさらってみると、
なかなか素晴らしい提案があります。
動物と触れ合えるなど個性ある島も人気のようですね。
岡山の宇野港から船で20分のところにある、『アートの島』直島
広島の忠海港からフェリーで行く『ウサギと触れ合える』大久野島
さらにべたですが、温泉に行って、
心と体の疲労やストレスから解放されるような
のんびりした旅行も素敵です。
ほかに、歴史を感じる町、函館や神戸、横浜、長崎などもよさそうです。
また非日常の大自然に浸る旅行もいいと思います。
鹿児島の屋久島でハイキングもいいし、
沖縄のきれいなビーチの面したホテルなどでゆっくりするのも、
とても癒される気がします。
悲しみを乗り越えるためにおすすめな旅行先ベスト3!
死別の悲しみを乗り越えるための旅行には、
例えば親を失ったあとでしたら、
姉妹でいくか、母親と二人連れがいいかもしれません。
気を使わないで、故人のことを想い出して話をしたり、
遠慮なしに涙にくれるなどすることで、
悲しみを乗り越えることができる気がします。
旅行先では、あまり忙しくない程度に
スケジュールを組むのがいいでしょう。
行き先は、箱根や熱海、京都や石川などはいかがでしょうか。
その辺でしたら、女性の一人旅でも母娘で
連れ立って行く旅行にもぴったりです。
もしかしたら、故人といったことがあった場所かもしれず
思い出がよみがえるかもしれませんし、
計画も立てやすく気軽に出かけられるのも、
悲しみを乗り越える旅行として相応しいと思います。
まとめ
くれぐれもスケジュールを詰め込んで
逆に疲れてしまうことがないようにしましょう。
あくまでも癒しのための旅なのですから。
もし、一人旅をするのであれば、
悲しみを乗り越えるための書籍がいろいろありますから、
それらをバッグにいれて、移動しながら読むのもおすすめです。
『愛する人を喪うということ Losing your loved one: グリーフケアに導かれて』
井上 理香
『悲しみから思い出に―大切な人を亡くした心の痛みを乗り越えるために』
ケイ ギルバート、 大石 佳能子
悲しみの涙を流すことは、悲しみを乗り越えるための薬になると言います。
無理に抑え込まないでください。