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喪中のルールを知りたい!年末ギリギリに不幸があった時は!?

投稿日:2018年9月26日 更新日:

年末に身内に不幸があった時、
それから喪中のハガキを出すのは間に合わないですよね。
そのような時は、慌てて喪中のハガキを出してはいけません。
では、どうすればよいのか?

そこで今回は、
年末で喪中のハガキの用意ができなかった時の処置の仕方を見ていきたいと思います。

年末のギリギリになって不幸ごとが…喪中のルールではどうするのがベター?

年の瀬が迫って身内に不幸があった時、慌てると思いますが、
そのような時でも対処法があります。寒中見舞いを出すのです。
故に何も出さないのは避けましょう。

こちらが例文です
・例文1
寒中お見舞い申し上げます
昨年12月に○○が他界いたしました為に
年始のご挨拶を差し控え、失礼いたしましが、
今年も何卒よろしく御交誼の程お願い申し上げます。

・例文2
寒中お見舞い申し上げます
年頭のご挨拶を頂き誠にありがとうございました。
昨年12月に○○が永眠いたしましたため、旧年中にお知らせ申し上げるべきものを、
越年してしまいご無礼の次第、どうかお許し願います。
故人が生前に賜ったご厚情に深く感謝申し上げますとともに、この厳寒の時節に、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

寒中見舞いを出すタイミング
寒中見舞いを出す時期は、松の内(1月1日から7日)が明けてから
ハガキが届くようにしましょう。6日前後にポストに投函すると大丈夫です。
この時、注意する必要があるのは、必ず忌が明けてからにすると言うことです。
神道では50日祭後、仏教では49日法要後になります。

12月に入ってからの喪中の決まり事!落ち着いてスマートな対応を!

身内に不幸が起こった時に、既に年賀状を用意していた時、
この時に年賀状が出せなくなって年賀状が無駄になってしまった時、
その時点で年賀状をまだポストに投函していなかった場合、
その時は12月28日までに郵便局に行き、身内が喪中になったと伝えてください。

その際、正式に手続きをし書類を出すと、
交換手数料なしに、無料で一般ハガキなどに交換可能です。
そこで、普通ハガキに交換してもらうとそのハガキで寒中見舞いが書けますよね。

年賀状をすでに投函してしまっている場合
既にあなたが年賀状を投函してしまっている時には、
その投函してしまった年賀状を回収してもらうことが可能です。
その場合には、郵便局に出向いて、取り戻し請求手続きをしてください。

例えば12月に入って父が病気で命が危ない時
秋に結婚し、年賀状をその報告を兼ねて出そうと考えていて、
実際に年賀状を出そうと思っていた時に、父が12月の年末に亡くなった時、
喪中はがきを出すのでしょうか?

そんな時は、まず年賀状の準備をしてください。
その後にポストに投函するかどうかを決めるのは、あなたの父の状態次第になります。
その時現在で、新婚報告を兼ねた年賀状を出すのは間違いではありません。

年賀状を出してしまって、12月中にあなたの父がなくなられたとしても
喪中のハガキは不必要です。つまりその後は何もしないのが正しいことになります。

一周忌が終わったら喪中も終わるのですか?こんな時はどうすの?

今年の1月4日に父が亡くなりました。
そして年末を避けて11月の第四日曜日に一周忌を執り行うことにしました。
こんな時は喪中のハガキを出す必要はあるのでしょうか?
一周忌が済んだ後は喪が明けたと解釈しても良いのでしょうか?

普通に言われる服喪期間は、お父様の場合13カ月です。
服喪を正しく行おうとするなら、この間のお祝い事や行楽は禁止です。
しかし、一周忌の法要が終わった後に喪が明けたと判断するのは
個人で決めてよいでしょう。
その時点で区切りをつけて、新年を迎えたいと考えるのは道理でしょう。

喪中のハガキは不必要であるというのが一つの解決策です。
その際施主が何の相談もなく勝手に物事を決めたと取られないように、
必ず身内の方々の確認同意を取ることは言うまでもありませんね。

年賀状を用意する前に、喪中の範囲を確かめよう!
普通、喪中の範囲は、本人から見て2親等までが喪中の範囲に含まれ、
3親等からは、同居していなければ喪中には当たらないとされることが多いようです。
このことは、あくまで一般的に見て言われる範囲なので、
各々の宗教や状況に応じて判断してください。

<ご参考として>
・0親等  夫・妻
・1親等  父母・配偶者の父母・子ども
・2親等 (自分の)兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母、孫
(配偶者の)兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母
・3親等 (自分の)曾祖父母、伯叔父母、伯叔父母の配偶者

まとめ

喪中のルール、なかなかややこしいですね。
しかし、このような状況に遭遇する方も毎年おられるので、
他人事で済ますわけにはいきませんよね。
もし、自分がこのような状況になってしまった時、どうするか?
人間に生まれたからには避けて通ることのできない一大事です。
今回取り上げた情報が、このような事態に合われた方々のお役に立てれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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