学校卒業後の就職先は誰に取っても人生の一大事です!
そのために乗り越えなければならない就職面接、そこで聞かれる事って気になりますよね?
そこで今回は、就職面接でおそらく聞かれるであろう重要な卒業論文について、詳しく見ていきましょう。
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就活に役立つそもそもの卒論テーマの選び方
卒論のテーマが決まらなくて悩むのは、自身の勉強してきた事が整理できてないからではありませんか?
分からないなりにも、自分の興味・関心のある事柄をかきだすことからはじめて見ると良いかもしれません。
まずジャンルを考えていきましょう。
例えば、結婚とか学校とか音楽など、まずは得意又は関心のあるジャンルを書き出し、その後に、そのジャンルの中でも例えば音楽なら、洋楽なのか邦楽なのかなど詳細を詰めていきます。
次に、そこを踏まえながら、大学で勉強していたことを振り返っていきます。
ノートやテキストなど見直していけば、自分が何を好んで勉強したかも同時に思い出すはずです。
ここまででテーマが決まると良いですが、それでも決めきれない場合は、文献を読んでみると良いです。
ここまでで浮き彫りになった自分の傾向と対策を中心とした書物を読んでみると、そこから新たな発見があったりします。
また、話していく中でもかなり整理できるので、友人や家族など、誰かに話を付き合ってもらうのも良いかもしれませんね。
卒論テーマを選んだ理由の解答例
まずは例文をご紹介しましょう。
「企業が自ECサイトの売上を伸ばす施策について研究していこうと思います。
このテーマを選んだのは、インターン時代、地方の特産品をプロデュースし販売するEC会社での経験中に、ECサイトの運営が経営に与えるインパクトを実感したからです。
また、電子取引市場は年々拡大しており、企業にとってこれからますますECサイト運営の重要性が叫ばれると思ったからです。
具体的には、
1)ECサイトを持つ企業との連携、
2)ユーザーの購買行動のデータ、購買時のブラウザでの挙動を録画、
そこから、ユーザーの購買にどんな情報が影響するのかを分析していきます。
また、スマートフォンとPCでの購買行動はどう異なるのか?も、あわせて探求するつもりです。」
このように企業は、
「その学生がどんなにテーマに関心をもち、卒業研究のテーマを選択したのか」に、興味や関心があります。
したがって、どんな研究であっても良いので、長くならない程度に自分の研究をはなせるようにしておくという事が大切です。
研究への取り組み方も、仕事に取り組む姿勢を見る上で注意してみられるポイントですので、計画や段取り、進め方など「卒論への取り組み方=仕事への取り組み方」の基本と考える企業さんは多いです。
様々な意見がある中で、個人的に注目したいのは卒論の本の選び方についてです。
現代文学のゼミに入った場合、卒論で自分が扱うための本を決める必要があります。
名作&長編でという条件を満たしていれば特に制限は無いそうですが、今まで周りの人たちが選んだのは、漱石や乱歩でした。
そのほかでは、宮部みゆきや東野圭吾、村上春樹など著名な作家が大多数でした。あとは選ばれていたのは映画化された物も多かったです。
三島由紀夫の作品についてはどうなのかと先生に相談したところ、
「「禁色」以外ならOK!」と言われました。この時代の作家になると、伝記や研究論文、研究史のまとめも必要になるようです。
テーマ選びの論じやすさ、費やす労力や時間を考えたら、好みは度外視して、最近の作家作品かやや昔の作家作品にしたほうが研鑽しやすいのかなと考えました。
しかし、私は大学で現代文学でないものを選びましたが、やはりある程度研究されているものの方がやりやすかったです。
先行研究の少ない作品を選んでいた友人は、本文の意味自体を理解するのに苦労していたようです。
学部生ではそこまでの研究に対する知識も技術もないでしょうし、先行研究も全くない題材では何をどうまとめて論ずればいいかなど、悩んでしまって進みにくくなります。
先行研究があれば、それをしっかり読んでいけば、「自分はここを論じてみよう!」など、自分のテーマの足掛かりにできます。また、その論文を引用したりとか。
私の個人的な印象として、現在メジャーな作家さんを研究する方が、テーマ選びや考証など大変なように見えます。
4年生の後半になれば、選んだテーマと毎日顔を突き合わせなければいけません。なので、自分が好きなもの・この研究で大学を卒業したいと思えるものを扱うのがいいでしょう。
このようにテーマを決めていくときにも、しっかり研鑽をするのは当然として、引用など選考した研究があれば、考察ならびに引用をする事も卒論の中で出来ます。
その点が一長一短だなと感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
卒業論文のテーマを決める良いきっかけになれば良いと思い記述してきました。
この記事を参考にしていただき、就職面接対策を自分なりに練ってみてくださいね。