春が近くなると、何かと忙しくなるお母さん。
特にお子さんが、入学式を迎えるご家庭にとっては忙しさも倍増。
でも新しいことが始まるお子さんのことのことを思ったら嬉しい忙しさですよね。
入学の嬉しいニュースとともに、届くのが親や親戚からの入学祝い。
お子さんの成長と新たな出発をお祝いしていただく「入学祝い」。
早速考えなくてはならないのがお返しです。
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どんなものがいいのかということはもちろんですが、ある程度の高額なものをいただいたりすると、どんなものがお返しとしてふさわしいのか悩んでしまいますよね。
でも、そもそも入学祝いなどのお祝いは、お子さんが今後ますます勉学に励んでもらえるように援助をするという意味が込められているもので、基本的にはお返しをしなくていいとされています。
まず、お祝いをいただいたらすぐに連絡をしてお礼を言います。電話でもいいですし、またお礼状を書くというのも心がこもっていていいでしょう。
まずお電話で連絡してから改めてお手紙を出すというのがベストなパターンですね。
この時もお子さんからも電話に出て話してもらったり、お礼状に一言書いてもらうようにしましょう。あくまでもお子さんへのお祝いということなので伝わりやすいですし、お祝いを送った方も喜ぶと思います。
でもお礼の挨拶だけでいいとは言っても、何も返さないというわけにはいきませんよね。
いくら自分の親からもらったものだとしても気が引けるという気持ちにもなるでしょう。
また場面によってはお返しをしたほうがいいこともあります。
例えば、
- 高額な入学祝いをいただいた時
- 相手のお子さんが成人しているので、こちらからお祝いを贈る機会がない時
- 普段あまりお付き合いのない方から、不意にお祝いをいただいた時
などがあります。
こう言った場合、また気分的にお返ししたいというときにはするようにしましょう。
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お返しの金額はどのくらいが目安?
ではお返しにはどれくらいの金額のものを送ればいいのでしょうか?
一般的にお返しには、いただいた品物の3分の1から半分ぐらいが目安とされています。あまり高価なものをお返しすると逆に気を使わせてしまいます。
たとえば2万円のお祝いをいただいたとしたら、5〜6000千円程度がいいでしょう。
そしてお祝いをいただいてから1ヶ月以内にお返しをするようにしましょう。
また品物を選ぶ場合は、現金、刃物、履物、日本茶、ハンカチなどはマナー違反なのでこれらは選ばないようにしましょう。
- 履きもの(靴、靴下、下着など)
お祝いの気持ちを、踏みつけるという意味があるため嫌われます。
- 刃物
切るという意味があるので、相手に誤解を招くことにもなりかねないので控えましょう。
- 日本茶
日本茶は、一般的に法事の時返にされるものなので、内祝いには送らないほうがいいでしょう。
- ハンカチ
「別れ」という意味があるということで嫌われることもあります。縁を切ると誤解されることもあるので控えたほうがいいでしょう。
- 現金や商品券
お返しとしての現金は、相手がお金に困っているような印象を持たれることがあるということなのでこれも控えたほうがいいですね。
最近は気にされない方も多いですが、それでもこう言った場面では、マナーはきちんと守っておいたほうがいいですね。
常識として覚えておいて、うっかり贈ってしまって失礼のないようにしましょう。
また、送る際の、のしの表書きは「入学内祝い」として下には子供の名前を書きます。
水引には何度でも結びなおせるという意味の、紅白の蝶結びを選びます。
そして「内のし」にするところが多いようです。地域によって、違いもあるので買い物をする際に確認してみましょう。
遠い親戚でも喜んでもらえるお返しの品をご紹介!
では、ここで喜んでいただけるお返しの品をご紹介いたします。
参考にしてみてくださいね。
今治タオル
お返しの品として喜ばれるのはタオルです。
いくつあってもいいですし、使えるものなので人気があります。こちらは人気の今治タオルで柔らかい肌触りと品質の良さは贈り物としても安心です。
銀座フルーツジュレ
こちらは食べ物になります。こう言ったものなら好き嫌いなく誰でもいただいてもらえるものかと思います。千疋屋の確かなブランドが作る品質も味も最高級のもの。
十二単ギフト
こちらは新米の詰め合わせ。とても素敵なパッケージに入っているところも贈り物として選びたくなるもの。12種類のお米の味を楽しんでもらえます。内祝いとしてとても人気のあるアイテムです。
お返しを送る時に気をつけること
まとめてみると、入学祝のお返しは、基本的に必要ないと言われていますが、地域や最近の習慣によって「内祝い」としてお返しをすることが多くなっています。
迷う時には確認してみるか、何かを送っておいたほうが無難です。
そして送る場合は、いただいたものの半分以下で、あまり高額なお返しにならないようにしましょう。お祝いをしていただいたことをお礼するという形で気持ちを伝えるという形がいいですね。
また郵送するときは、お礼の手紙、メッセージをぜひ添えましょう。
お子さんにも書いてもらうようにしたほうがいいですね。
また直接渡せる時はお子さんも一緒に出向いてお渡ししましょう。
以上を心がけていれば、気持ちが十分に伝わると思います。