「何であの人とは話が合わないのだろう」
「苦手だけど避けるわけにはいかないし…」
誰にでも合う人、合わない人はいますよね。
職場などで関わらなければいけない人の中に苦手な人がいると、
困りますよね。
苦手だからと言って、無視するわけにはいきません。
苦手な人との付き合い方を考えていきましょう。
あなたの考え方次第でラクになれます。
なぜ苦手なのかを考えてみる
相手のことをなんとなく苦手だと感じるときには、
何か原因があります。
その「なんとなく」が何なのか、振り返ってみましょう。
その人と行動や態度が嫌なのか、言動が気に入らないのか。
原因がわかったら、それが対処できることなのか
考えてみましょう。
自分の考え方が変われば苦手ではなくなるのか、
相手に変わってもらわなければ状況は変わらないのか。
信頼できる友人や同僚などに
相談してみてもいいかもしれません。
苦手な人との接し方
どうしても苦手な人とは、
必要最低限のコミュニケーションにとどめておきましょう。
プライベートの話など、無理にする必要はありません。
でも、関係を良好な方向に持っていきたいと考えるのであれば、
話し合いをすることをオススメします。
自分が苦手だと感じている場合は、
相手も違和感を抱いていることが多いです。
話すタイミングをつかめるのであれば
お互いが歩み寄れるよう、二人でよく話しましょう。
そのような話し合いをするのが難しい状況であれば、
まわりの人にも頼りましょう。
何かの誤解からそのような状況になっているのであれば、
誰かに二人の間に入ってもらい、
関係を取り持ってもらいましょう。
私は職場の部下に苦手な人がいました。
そのときは上司に相談し、
その苦手な人と一対一で話をする場を設けてもらい、
よく話し合って仲良くなりました。
お互いのことを苦手と思っていたため、
結局、お互いのことをよく知らなかったことが
距離を離している原因でした。
苦手だとつい距離を置いてしまい、
どんどん関係が悪化していきます。
距離が離れるとお互い何を考えているのか
余計わからなくなってしまい、
自然には分かり合えなくなります。
苦手な人と話すのは勇気がいりますし
話すタイミングもとっても難しいですが、
まわりにも協力してもらって
そういう場をもてると解決の道につながるかもしれません。
相手の苦手だと感じる部分は、
自分も似た部分を持っている可能性があります。
心理学で「投影」というのですが、自分の言葉や態度が、
相手の言葉や態度に映し出されている状況です。
苦手な人がいるときは、
その気になる部分と同じことが自分にも当てはまるのでは? と
自分を顧みるチャンスにもなります。
また、逆に相手のいいところをみつける努力をするのも
苦手克服につながります。
誰にだっていいところもあります。
そこにフォーカスしてみると、
苦手意識が薄れていくきっかけになります。
まとめ
どうしても合わない人と必要以上に
無理に付き合っていく必要はありません。
職場などで関わる人であれば、
無視するわけにはいきませんが、
必要最低限の会話にとどめてもいいでしょう。
もしくは、誰とでもコミュニケーションの取れる人に
あなたがなることを目指すのもいいかもしれませんね。
苦手な人と話すのはたしかに億劫ですが、
自分を変えるチャンスだと捉えると
もしかしたらあなたが成長できるきっかけになるかもしれません。