暑さが本格的になってくるこの季節、
赤ちゃんの水分補給に麦茶を飲ませて
みようかな?と考えているママも多い
のではないでしょうか。
母乳やミルクに比べて外出先でも手軽に
飲ませることができる麦茶は夏のお出かけ
には、重宝します。
麦茶にはミネラルが豊富に含まれています
し、体の熱を放出して体温を調節してくれ
ますから夏にはぴったりの飲み物ですよね。
でも、赤ちゃんに飲ませる麦茶は大人と
同じものというわけにはいきません。
赤ちゃんに麦茶を与えるときには薄めて
あげることになります。
また、基本的には母乳やミルクで水分
補給は足りているため、積極的に麦茶を
与えなくても大丈夫です。
目安としては、離乳食が始まる時期から
食後に少しづつ、あげてみるなどして麦茶
の味に慣れるところから始めてみましょう。
そろそろ赤ちゃんに水分補給を教えたい!麦茶をあげる時の注意点!
市販されているベビー用麦茶は生後1ヶ月
頃から飲めるものが多いようですが、この
時期の赤ちゃんは母乳やミルクで水分補給
ができています。
いつから赤ちゃんに麦茶をあげようか
迷っているママは離乳食の開始を目安
位にしてみてください。
4か月〜6か月の頃に離乳食を始める子
が多いので麦茶をあげ始めるのもだいたい
この頃ですね。
大人用の麦茶は味覚の敏感な赤ちゃんに
とっては苦味を感じてしまう濃さです。
初めて赤ちゃんに麦茶をあげる時には
大人の麦茶を4〜5倍に薄めたものをあげ
ましょう。
始めはスプーンであげてみて喜んで飲む
ようなら少しづつ量を増やしてOKです。
逆に、嫌がるようなら無理に飲ませること
はありません。
まだ、母乳やミルクが主な栄養源の赤ちゃん
に麦茶を与えすぎてしまうと、水分でお腹が
いっぱいになり栄養不足になってしまう心配
が出てきます。
あげすぎには注意しましょう。
また、市販の麦茶には添加物が入っていること
もあります。
市販品はお出かけの時などに便利ですが、添加物
が入った麦茶はあげすぎないようにしたいですね。
離乳食を始めた赤ちゃんに麦茶をあげるのは
虫歯予防の意味合いもあります。
食後に麦茶を飲む習慣をつけることでお口の
中の食べかすなどを綺麗にする効果もあります
ので少しづつ麦茶の味に慣れると良いですね。
他には、お風呂上りや目覚まし、おさんぽ
で汗をかいたとき、たくさん泣いた後など、
水分補給が必要なタイミングで麦茶をあげる
のがおすすめです。
赤ちゃん用を買わないとだめ?普通の麦茶を薄めるのでも大丈夫?
赤ちゃんには絶対にベビー用麦茶をあげ
なきゃいけないの?と思っていませんか?
市販されている大人用の麦茶と赤ちゃん用の
麦茶の成分に大きな違いはありません。
大人用の麦茶の濃さでは赤ちゃんは苦味を
感じてしまう場合があります。
そのため、薄くしたものがベビー麦茶として
市販されているのです。
赤ちゃん用に濃さが調整されたベビー麦茶は
便利ですが毎日飲むのならお家で作るのが
おすすめです。
お家で作る際には、沸騰したお湯を使いま
しょう。
中には水出しできる麦茶もありますが雑菌を
減らすためにも、赤ちゃん用には沸騰したお湯
で麦茶を作ってくださいね。
濃さの目安は、麦茶を飲み始めたばかりの
赤ちゃんなら大人用を5〜6倍麦茶に慣れて
きた赤ちゃんなら3〜4倍に薄めます。
薄める際にも、水道水ではなく湯冷しなど
雑菌の少ないものを使用しましょう。
作った麦茶は冷蔵庫で保管して24時間
以内に使いましょう。
また、キンキンに冷えた麦茶は赤ちゃん
の胃に負担がかかり下痢などの原因となり
ます。
赤ちゃんにあげる時にはお湯を足すなどして
ぬるめの温度にしてからあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は赤ちゃんに麦茶をあげる際の
注意点についてまとめてみました。
我が家の娘は麦茶デビューをきっかけに
ストローやマグにも挑戦してみました!
麦茶を飲めるようになれば、夏のお出かけ
も少しだけママの負担が減りますよね。
赤ちゃんのペースをよく見てあげて無理
のないように麦茶デビューを進めてみて
くださいね。