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小学生の怖がりの原因は?心理学者に聞く怖がりの対処法とは!?

投稿日:2019年6月23日 更新日:

「うちの子怖がりで、困っているの…」という
小学生のママは少なくないようです。

小学生になれば、行動範囲も広がり、精神的にも
保育園や幼稚園の時とはまた違った成長を見せる
時期です。

度胸のある子はどんな場面でも堂々としていて
いろいろな経験ができるのに、うちの子は怖がり
だから引っ込み思案。イベントやお出かけでも
思わぬところで怖がるから困っちゃう…と思って
いませんか?

子供が「怖がり」になってしまう原因とはどの
ようなものなのでしょうか?

心理学者の方の意見も参考に、怖がりの原因と
親ができる対処法について調べてみました。

怖がりすぎる小学生…大人と違う子供の恐怖の原因とは!?

そもそも「怖い」という感情は赤ちゃんの頃
から持っています。
人見知りや場所見知りで泣いたり、注射が痛い
時が赤ちゃんの段階での「怖い」です。

その後、2歳から4歳ごろには想像上のもの
(おばけ)や暗闇、一人でいることなどを、
怖がるようになりますが、その後怖がる対象
は徐々に減少します。

怖がりかどうかには、年齢以外に男女差もある
ようで、一般的には女の子の方が怖がりな
傾向があるそうです。

2歳から4歳頃をピークに怖がる対象が
減少するというのは現実と虚構の区別が
ついてくるというのが理由のようです。

一方で、5歳頃になって「死」というもの
を認識し理解してしまったがために怖がる
ようになるといったような成長したからこそ
怖くなってしまうものも存在します。

怖がりになってしまう原因は、様々です。
年齢や性別以外にも、性格や過去の経験、
知的水準や周囲の状況・刺激の与えかた、
現在の心身の状況によって怖がりにある
ことが考えられています。

例えば、ママが仕事を始めて一人でいる
時間ができて怖がるようになってしまった
など、恐いことで有名なお化け屋敷に無理
やり連れて行かれてトラウマになってしま
った、というケースもあるかもしれません。

いずれも、小学生の段階で「怖がり」という
ことは、これから起こることに対して、幼児
の時期よりも想像力が働いていたり、理解力
が高まっているが故に起こるのかもしれません
ね。

「怖い」という感情で、大人も子供も共通して
いるのが不可解なもの理解できないものに対して
恐怖を感じるということです。
おばけが怖い、といったものがその例ですね。

では、怖がりな子に対して親はどのように対処
してあげると効果的なのでしょうか?

怖がりを克服することはできるの?親ができる上手な対処法!

では、怖がりを克服するにはどうしたら
よいのでしょうか。
怖がりな子に対して、パパやママがどの
ように接してあげると
不安を取り除いてあげられるのか、考えて
みましょう。

まず、怖がりへの対処法を考える前に前提
として押さえておきたいのが「怖がり」は
欠点ではないということです。

予期しないことで怖がったり、怖がりで挑戦
できないことが多いのは残念にも思えますが、
それは大人の側の都合でもあります。

「怖がり」なのはその子の性格であり個性です
からまずは否定せずに受け入れてあげましょう。

そうすることで、子供が安心して不用意に怖がら
なくなるという可能性も期待できます。

環境の変化や、お友達関係の変化などが原因で
「怖がり」な状態になっていることが考えられる
場合には親がよくよく話を聞いてあげることが
大事です。

時間が解決してくれることもありますし、必要
なら学校の先生やカウンセラーと協力して対処
するという可能性もありますね。

「予想できない」「理解できない」という場面で
怖がることが多い子には、お出かけの予定や、
その日のスケジュールをわかりやすい言葉で
事前に説明しておくと怖がることが少なくなる
かもしれませんね。

怖がりの原因を親が理解してあげることで
その対処法は色々と見えてきます。

まとめ

いかがでしたか?
小学生はまだまだ成長の途中です。
怖がりなのは一時的なことかもしれませんし、
繊細な感受性を持っているという長所になり
えるかもしれません。

怖がりだからといって必要以上に気に病むこと
はないのではないでしょうか。

親が焦らず、安心させてあげられるような声かけ
を根気よく続けられると良いですね。

参考文献:富田昌平「幼児期における恐怖対象の
発達的変化」

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