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税抜きの出し方は!?簡単計算方法はこれ!

投稿日:2018年9月10日 更新日:

消費税が2014年の4月から8%になって

もう4年経とうとしています。

国会では消費税10%の増税

2017年4月から2019年10月へと変更になりました。

また家計の負担が増えるかもしれませんね(;_:)

 

家計簿をつけている主婦の方も気になってくる消費税

スーパーなどで、消費税込みで表示してあるんだけど、

税抜きはいくらなの?とか

気になる方もいらっしゃるそうですよ(^^)

 

そこで今回は、主婦の方だけではなく

消費税の計算などに興味のある方々に、

そもそも消費税とは?」と、

消費税の税込」「消費税の税抜」などについて

色々とお話をさせていただきます。

 

◎税抜き価格の出し方

 

そもそも、このいちいち計算しなければならない

消費税とは、いったい何者なのでしょうか?

 

その税抜き価格を計算するには

税込価格を知るところから始まります。

また、本体価格に対して

消費税8%の価格は?と言っても、

計算するときにどのように

計算すればよいのでしょうか?

 

まず初めに消費税について

簡単にお話をさせていただいてから、

それぞれの計算方法のお話をさせていただきます。

 

◇そもそも消費税とは何者なのか?

税金は、納税者が直接税務署等に納付する「直接税」と、

納税者が間接的に納付する「間接税」という

大きく2つに分かれます。

消費税というものは、その「間接税」になります。

 

▲消費者側の消費税とは?

例えばスーパーなどで

税抜き1000円の「食品a」を購入し、

その消費税80円(8%)がかかったとします。

スーパーはこの時に受け取った消費税80円を、

消費者に代わって税務署に納付することになる

ということです。

 

購入者の代わりにスーパーを通して

間接的に消費税を納めたということになります。

 

▲スーパー側、仕入れ先(食品メーカー)の消費税とは?

上記で記述した「食品a」をスーパーが

仕入れ先(食品メーカー)から、

税抜500円で仕入れしてたとします。

スーパーも消費者同様、

その仕入れ先(食品メーカー)に、

消費税540円を支払わなければならないので、

仕入れ先(食品メーカー)もスーパーに代わって

受け取った40円を納付する仕組みになっています。

※…これを仕入れ税額控除という

 

▲それぞれの納付額とは?

この様に消費者側が払った消費税80円から

スーパーの納付額は40円」、

仕入れ先(食品めー)40円」が納付額になます。

 

◇税抜価格から税込価格の計算方法

商品に税別って表示されていることが

多いと思いますが、いったいその商品に

消費税をプラスするといくらになるのでしょうか?

 

税額8%ということは、商品の定価価格から

8%の税が掛かるということなので、

商品の定価価格(100%)+消費税(8%)

=税込価格(108%)ということになります。

 

この108%を小数点の数字にすると、1.08になるので、

税込価格の計算をするときは、

税抜き価格から1.08をかけてやるということになります。

税抜価格×1.08=税込価格

例:1000円×1.08=1080円 ということです。

 

◇税込価格から税抜価格の計算方法

税抜価格から税込価格の計算方法

税抜価格から1.08掛ける計算方法だったので、

税込価格から税抜価格の計算方法

そので税込価格から、

1.08で割ってやるだけで計算できます。

 

税込価格÷1.08=税抜価格 

例:1080円÷1.08=1000円 になります。

続いて消費税を割り出す計算

紹介させていただきます。

 

◇消費税価格のみの計算方法

税込や税抜の計算1.08を掛けたり

割ったりして計算していました。

消費税のみを割り出す計算は税額(8%)

0.08税抜価格に掛けることで、

その商品価格の消費税を計算することが出来ます。

 

税抜価格×0.08=消費税

例:1000円×0.08=80円

ということになります。

 

◎小数点未満はどうする?

今までのように割り切れるような計算だといいのですが、

消費税の計算をすると

どうしても割り切れない場合があります。

小数点以下の数字が延々と続くような感じで…。

 

では、そのように割り切れない時の

小数点以下の数字は、

どのような処理をしていけばいいのでしょうか?

 

◇消費税の計算で小数点以下はどうするの?

例えば、税抜本体価格が27,250円だったとします。

税込本体価格:¥27,250

¥27,250(税込価格)÷1.08=25,231.481481481481…

¥27,250(税込価格)-¥25,231(税抜価格)

2,019(消費税8%)

表示価格:¥27,250(内税2,019)

ということになり、小数点以下は

切り捨て」で計算します。

 

◇法人の場合、割り切れなかった時の「切り捨て」や「切り上げ」の決まりは?

基本的に消費税を納めるルールとしては、

売上の総額の8%を納めてください

ということなので、明確な決まりはありません。

その会社のルールによって決まっています。

 

また、割り切れない場合には

切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」の

3つの方法がありますので、

会社のルールに従って計算してくださいね。

 

◎まとめ

いかがでしたか?

消費税とは?」から、「税込価格」や

税抜価格」の計算方法までお伝えいたしました。

 

消費税の計算というものは

ややこしいと避けてきましたが、

実は意外と簡単に計算できることに気付きました。

 

法人の方から消費者の方まで

消費税の計算をすることが多々あると思いますが、

この記事を読んで頂いて

少しでもお役に立てれば幸いです。

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