着るものによって、当然ながら寝心地は変わりますよね?
冬は特に寒いですから、温かくして寝たいと思います。
そんな時に重宝するのが毛布と羽毛布団!
今回は、この毛布と羽毛布団の暖かさについて、
特に、おすすめの着る順番についても見ていきたいと思います。
毛布と羽毛布団の違いをおさらい!
まずは、毛布と羽毛布団について違いをおさらいしたいと思います。
毛布とは「羊毛などで厚く織ったあと、起毛などの処理をした毛織物」で、
布団とは「布地を縫い合わせ、中に綿・羽毛などを入れた寝具」と明記されています。つまり、毛布は羊毛を織った物で、布団は綿を入れた物となります。
綿ではなく、羽毛を入れると羽毛布団になるのです。
毛布と羽毛布団の役割からベストな順番を割り出すと!?
敷き布団、毛布、人、羽毛布団、毛布の順番がベストになります。
羽毛布団は人間の直接の体温で保温性を発揮します。
人と羽毛布団を毛布でサンドイッチにしてやると良いようです。
ただ毛布に素材によっては肌に合わない場合もありますので、
そういう場合は、敷くのを止めた方がいいです。
その代わりにタオルケットを敷いても温かく眠れるでしょう。
タオルケットならば、肌触りも不快ではないのではないでしょうか。
したがって、敷き布団、毛布(タオルケット)、人、羽毛布団、毛布の順が、
最高なのでぜひ試してみて下さい。
しかし、これが綿布団だと話は変わってきます。
綿布団は直接肌に触れてもたいした保温効果が得られる訳ではないので、
着る順番が変わってきます。
順番は、敷き布団、毛布(タオルケット)、人、毛布(タオルケット)、
綿布団となります。布団も毛布も物によって、着方が変わってくるので注意しましょう。
快適に眠る為のポイント
1寒気を止め、寝具を乾燥させること
床面からの寒気が敷寝具に伝わり、熱を帳消しにしてしまいで温まらない理由に
なります。また、湿ったふとんは熱が溜まらず、いつまでも布団が温まりません。
2熱を逃がさないこと
空気や寝具に溜まった熱が逃げないようにすることが大切です。
空気をたっぷり含んでいる掛けふとんは暖かいのですが、
寝返りした際に、この寝床内の温まった空気が逃げ、冷たい空気が入り込んできます。
つまり、布団と身体との間に隙間風が入らなければいつまでも暖かいのです。
3蒸れを防ぐこと
羽毛は吸湿発散性が良いと言いつつも、蒸れることで人の身体は暖かいと
誤解してしまいます。
ビニール等でできた寝具ですが、ビニールのふとんでは蒸れすぎ、
とても寝られたものではありません。
また、雑菌も繁殖しやすく、衛生的にも問題があったりします。
気づかない程度の蒸れなら大して支障はありませんが
「蒸れる!」と、感じるようでは快眠を妨げてしまいます。
入眠の最初の段階で、人は深部体温を下げるために汗をかきます。
この汗を上手に吸ってくれる毛布がポイントです!
少し汗をかいた時など、ふとんを着れば暑いが脱げば寒いような経験したことがあれば、この可能性があります。
羽毛布団とは
ダウンは水鳥の胸部に密生し、
羽軸がなくフワフワとしたタンポポのわた毛のような形をしている羽毛で、
ダウンボールと呼ばれます。
フェザーは腹部などに生えている少しカーブした羽軸をもつ羽毛で、
羽根全体がやわらかいので羽毛ふとんに使われます。
ダウンと混合され弾力性を発揮します。
本来はダウンパワーやダウン率や産地など選ぼうと思うと専門的になってしまい、
素人にはいい羽毛布団がわからないということになります。
これは困るので、簡単に選ぶポイントを挙げたいと思います。
嗅いでみる
まずは、においを確認しましょう。天然の羽毛なので、当然ニオイはあります。
しかし、あまりにも臭いと感じるものは避けた方が無難です。
「ダック=雑食、グース=草食」なので、ダックの方が臭いやすい傾向があります。
叩いてみる
原料が野外で飼育された鳥の羽毛なので、その中にはゴミやホコリが混じっています。
このため、製造過程の洗浄などが不十分だと、叩くと予想以上のホコリが出ます。
また、叩くと、中の羽毛のニオイを確認する事ができるため、
この段階で確かめることが可能となっております。
押してみる
羽毛の質が悪いと、押してへこんだ部分がなかなか元に戻りません。
羽毛の質がいいものは、押してすぐに戻ります。
弾力とふくらみも商品を見極める大事なポイントです。
布団そのもののふっくら感と合わせてチェックしてみましょう。
上記の方法を試して選択すれば、納得いく羽毛布団に出会える確率が高くなるでしょう。
ただし、くれぐれも商品ですので、雑な扱いはしないよう注意してくださいね。
いかがでしたでしょうか?
毛布と布団の違いをご理解いただけましたでしょうか。
また、それぞれの長所を活かした組み合わせがありますので、
ぜひ一度試してみていただければと思います。
これでもまだ寒さが気になるようなら、毛布の上に毛布をもう一枚組み合わせても
良いかと思います。
寒い冬も工夫次第で安眠できます!ぜひ、自分に合った寝具を見つけてくださいね。