小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、
子どもさんがはしゃいで布団の上に乗って飛び跳ねるなんて光景が
よく見られるのではないでしょうか。
布団はよっぽどでない限りすぐに元に戻るでしょうが、
あんまり布団にいい感じはしませんよね。
そこで今回は、布団のお手入れの方法について、
特に羽毛布団の手入れについて見ていきたいと思います。
羽毛布団の材質と強度について!
作られている素材によって強度は変わってきます。
綿、合成繊維、シルクなど材質には色々あります。
しかし、肌触りと強度は反比例するようで、
肌触りのいい素材は長持ちに向きにくいようです。
また価格も素材がよい物は高いので、
コスパをある程度考えて購入する必要があるようです。
一般的な羽毛布団の寿命は10年〜15年と言われていますが、
中には20年以上使い続けている方もおられるようです。
羽毛布団を肌に触れるようにして着ていても寒いと感じるようなら
寿命かもしれません。
使い続けていれば、布団のふくらみも減っていきますし、
保温力も低下していきます。
適切にクリーニングや天日干しをしていてもそれは必ずあるのです。
材質として選んでほしいのは、吸湿性、放湿性、通気性に優れた物選ぶ事、
軽い物、ドレープ性が高い物、ドレープ性とは体を包み込む値になります。
これが高いとよりしっかり包み込んでいるという事になるので、
冷たい空気が入り込む事が減ります。
あとは耐久性が高いものですね。
以上の4点で素材を選ぶとよいと思います。
おすすめとしては綿100%の物がおすすめです。
すぐに復活!羽毛布団の上に乗ってしまった時はこうしよう!
1コンパクトなたたみ方
シングルサイズは縦に三つ折り、ダブルサイズは四つ折りにし、
両側から3分の1のところで内側に折り込むorロールケーキのように巻きます。
2圧縮袋は使わないで!
掃除機で中の空気を吸い取り圧縮する布団圧縮袋は、ダウンボールを潰します。空気を含ませた時は一見戻っているようにも見えますが、
潰れた状態の保管はやはり保温力が低下し、羽毛布団の寿命を縮めます。
3防虫対策はやりすぎない
防虫剤の使用は取扱説明書に従います。
防虫剤が直接側生地に触れると、生地によっては変色する場合があります。
通気性のあるガーゼなどに包んで入れましょう。
通気性の良い乾燥したところでの保管が望ましいので、
長期保管するならば半年に一度程度、出して天日干しをして
風や日光に当ててから、また収納するようにします。
汚してしまった時は?
ジュースやコーヒーなどをうっかり布団にこぼしてしまうことも
よくありますし、小さなお子さんがいる家庭では日常茶飯事でしょう。
そんな時、対処法を知っていればあわてず処理ができますのでご紹介します。
- すぐにティッシュペーパーや乾いたタオルなどで水分を吸い取ります
- 中性洗剤を薄めたぬるま湯にきれいな布を浸し、固く絞ります
- 軽く叩いて汚れを布に移すようにし、決してこすらないように!
- 洗剤が残らないように水拭きをして柔らかい布で水分を取り、しっかり日陰干しで乾かしましょう。
手順は、洋服の染み抜きとほとんど同じなので慌てず対処して下さい。
いかがでしたでしょうか?
羽毛布団はデリケートなので、
間違ったお手入れではすぐに寿命が来てしまいます。
したがってお手入れは必要ですが、過度になりすぎないように
注意してもらうとよいと思います。
素材と強度と価格を考えて購入してもらうのがいいと思います。
この記事を参考にしていただいて、
よりよい羽毛布団の購入からお手入れをしていただきたいと思います。