いよいよ夏本番が近づいてきましたが、
みなさんは何を楽しみにされていますでしょうか。
海、山、避暑地、あるいはBBQ、海外旅行・・・。
花火も夏の風物詩の一つですので、
花火大会を見に行くのを心待ちにされている方もいらっしゃるでしょう。
「いやいや、実際に打ち上げ花火をします!」
「え?ご自身で・・・。」
そんな話はあまり聞かなくなりましたし、
最近ではあまり見なくなった光景の一つだと思うのですが、
でも確かに自分で打ち上げたいという方もいらっしゃるとは思います。
そこで今回は、
そんな打ち上げ花火のできる場所や方法などについて取り上げていきましょう。
打ち上げ花火は条例に引っかかっちゃう?どこに確認すればいいの!?
打ち上げ花火ができる場所を調べたい
みなさんが地元で花火をしたい時、
どのようにして花火をできる場所を調べればいいのか。
その一番の早道は、地元の消防署や警察、交番に聞くことです。
この方法が一番手っ取り早く、早く花火ができる場所を見つけることができる方法です。
そして、住んでいる街によっては条例があり、その条例によって対応が変わってきます。
その条例によって、ここなら大丈夫だろうと思っていても
残念ながら禁止の区域に該当している場合もあるのです。
それ以外にも、住宅事情や道路事情、工事の有る無しなどによって
花火ができる場所は毎年同じようにあるとは限りません。
「じゃぁ公園ならできるでしょ!」と思っていても、
実はそれは勘違いで、調べてみると禁止区域だったというのもよくあったりします。
このことから、下手なことをして通報されたりするよりは、
確実で大丈夫な場所をしっかり選んで、花火をした方がより楽しむことができます。
特に、打ち上げ花火は、条例をしっかり知って守った上で利用するようにしましょう。
一般的な花火に関する条例とは?
都道府県のどこでも、いわゆる「迷惑防止条例」と言われるものがありますが、
名称や内容については、そこそこの自治体によって異なってきます。
主に、花火の騒音などを規制するようなことが多いようですね。
そして、さらに花火と騒音を市町村で規制する条例もあったりします。
一般的には、このような条例では夜間10時以降に打ち上げ花火をすることについて
禁止されていることが多いです。
10時であれば、お年寄りや子供は寝静まっていることもあるでしょうし、
その他の時間でも閑静な住宅地での大きな音は苦情になるケースもあるでしょう。
このようなことを考慮できない人たちがいることが原因で、
各地にある自治体が条例を制定することになっている現実も…。
私の住む地域にある河川でも、大学生などの若者による打ち上げ花火が横行し、
通行人や周辺の住人に花火が当たりけが人が出るなどの事件が多発。
花火の打ち上げに関して取り締まれないことから、
近隣住民から条例の制定を求める住民投票が行われたことなどがあり、
花火規制については時間帯を問わず規制するようになってしまいました。
河川ならOK?打ち上げ花火ができる場所をピックアップ!
打ち上げ花火ができる場所…河川敷
河川敷には、原則として自由に使用できるというのが大前提。
表記が特にないのであれば打ち上げ花火をしていいことになりますが
どこに行っても河川事務所では打ち上げ花火の使用について
「なるべくご遠慮してください」などと、かなりの消極的ぶりです。
「打ち上げ花火はご遠慮いてください」や「打ち上げ花火禁止」などと、
はっきりと意思表示している河川事務所も多くあります。
そして、河川敷にある公園などでは、ほとんどが打ち上げ花火を禁止している模様です。
これでは、できる場所の紹介になっていませんね…
河川敷でも打ち上げ花火ができないのであれば、
手持ち花火であとは楽しむしかないような気がします。
打ち上げ花火ができる場所…キャンプ場
夏に遊びに行くといえばキャンプ場という人も多いでしょう。
釣り川遊びにバーベキュー。
とにかく、たくさんの楽しいことができるのがキャンプ場です。
夏の遊びは、キャンプ場に行けばなんでもできてしまいそうな気持ちになりますよね。
実はキャンプ場の中には、探せば花火ができるところもあります。
しかし、ここでも、手持ち花火はできても、
打ち上げ花火はダメな場所が多いのが実情です。
けれど、ごく一部ではありますが打ち上げ花火ができる場所があるところがあります。
ですので、事前にキャンプ場に確認して見てください。
もし、打ち上げ花火ができる場所が見つかった場合、浮き足立つのは分かりますが、
くれぐれも夜遅くまで騒いだり、ゴミの不始末などないように責任を持って行い、
常識とマナーのある行動を心がけてくださいね。
まとめ
「打ち上げ花火は条例に引っかかっちゃう?どこに確認すればいいの!?」
「河川ならOK?打ち上げ花火ができる場所をピックアップ!」について
取り上げてきましたが、いかがでしたか?
打ち上げ花火ができる場所も河川敷とキャンプ場で紹介はしてみましたが、
現実は厳しく、打ち上げ花火ができない場合の方が多いようです。
このままでは、そのうち打ち上げ花火がなくなってしまうのでは…。
そうならないためにも、今できる場所が減らないよう、節度を持った遊び方を
心がけてくださいね。