カーネーションは母の日に贈る花として世界的に親しみのある花です。
可愛らしいフォルムとみずみずしい香りのカーネーションはプレゼントしても、そしていただいても嬉しい花ですよね。母の日のプレゼントとしては赤や白のものが主流ですが、ほかもたくさんの種類そしてカラーがあるカーネーション。
日本でよく売られているカーネーションには、大きく分けて3つにあり、スタンダード、スプレー、ダイアンサスです。それぞれに特徴があり、大きさも違ってきます。スタンダードタイプのカーネーションが一番大きく、次にスプレータイプ、そして小さいのがダイアンサスです。
その可憐で美しいカーネーションを育ててみようかな?と思っている方へ、今回はカーネーションの育て方について解説したいと思います。
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カーネーションの種まきの時期
カーネーションは実はちょっと育てるのが難しいと言われている花。
どちらかというと中級者向けと言われている花です。
なぜなら、病気にかかりやすかったり、害虫がつきやすいので、一年草扱いされていることが多いのです。
もし栽培初心者だとしても諦めないでください。管理方法をきちんとして育てれば、次の年もまた次も花を咲かせることができます。
どの花もそうですが、きちんとした管理と、そして愛情を持って育てればきっと美しい花を咲かせることができるはず。
カーネーションはタネから育てることができます。でも、初心者の方は苗から育てたほうが、管理しやすいようです。
また花を育てる時、花壇のほうがいいのか、鉢植えでもいいのかも考えるところですね。
向いているのは屋外で育てることですが、室内でも大丈夫です。ただ日光不足だと花の色があせたり、蕾が開きにくくなってしまうこともあるので、日当たりのいい場所において育てるようにしましょう。
そして最適なカーネーションを植える時期は、春と秋です。この時期に種まきをして、開花へのステップを踏んでいきましょう。
育てるには、寒すぎても暑すぎてもいけません。冬の間は5度以下、夏の間は30度以上でいたんでしまします。
ですから、冬の間は基本は室内で管理して、夏の間は直射日光を避けて、日陰で半日は過ごさせるようにしましょう。
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カーネーションの育て方
ではカーネーションの育て方です。
まずタネから育てる場合。先ほども触れたように種まきは春、または秋が最適です。
まず、水はけと通気性の良い土にタネをまいていきます。発芽して本葉が4枚になったら、ポットに1本ずつ植え替えていきましょう。
そして苗から育てる場合。
苗を購入したら、日当たりのよい風通しのいい所に植える育て方で育てましょう。また苗を植える土は、タネの時と同じように、通気性と水はけのよい土が適しています。
株が育って蕾が付いてきたら、花や蕾は水に弱いので、雨に当てないように日当たりのいいところにおいて育てます。ただし湿気が多かったりすると根腐れしてしまう恐れがあるので、水のやり過ぎには注意。目安としては、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えるというようにしていきましょう。
そして水をやるときには、蕾にかけるのではなく必ず土の部分に注ぐようにしましょう。蕾に水がかかると、蕾の部分から痛み出して枯れてしまう恐れがあるからです。
また、綺麗に開花させるために、そして長く楽しむには、摘心はが必要です。
咲かないつぼみは、摘みとっていきましょう。また、軽く押してみて空洞だったり、小さすぎて咲く見込みがないものも摘み取ります。そして咲き終わりの花びら、色あせてきたときにも摘み取りましょう。そのままにしておくと新しい蕾が開花しなかったり、病気の原因になってしまいます。
いくつかコツを掴めば長いシーズンに渡って素敵な花を楽しむことができます。
開花したら自分で育てた達成感も湧きますよね。季節の回りがより楽しみになりそうです。
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切り花を楽しむ方法
また、咲いた花を花瓶に挿して楽しみたい場合もありますよね。せっかくですから、ちょっとリビングに置いたりしてみたいもの。
切り花にすると寿命は10日ぐらいになります。もちろん寒い時期は長くなり、暑い時期は短く季節によっても変わります。少しでも長く美しく保つには、芯を短めにカットして葉が水にかからないように、またかかる場合は取り除きましょう。また市販の花に栄養を与えながら花瓶の水を除菌してくれる「延命剤」を使うとお花も生き生きと長もちしますよ。
そして一日に一回水を取り替えましょう。
綺麗な花を咲かせて楽しみましょう
花は、いただくとこはあっても自分で育てる機会を持てなかった方、自分が育てた花がやがて咲いたらこんなに嬉しいことはないですよね。
自慢したくなるような素敵なカーネーションを愛情を持って育ててみましょう。