泊りで旅行に行く場合は、旅館かホテルに泊まりますね。
どんな旅館だろう?食事はどんなごちそうが出るのかな?
お風呂は大きいかな?等考えて、とっても楽しみですよね。
旅館やホテルで快適に過ごせたかどうかって
旅行の思い出としてすごく大事な部分だと思います。
私は、結婚前に旅行会社に勤めていたので、
仕事で旅館に泊まる機会も結構ありました。
何か、旅館業界って独特な感じがしますよね。
旅館独自の用語ってあるんですかね?
ちょっと、調べてみました。
「たぬき」が指すお客とはどんな客?
素泊まりのお客様の事を「タヌキ」と呼ぶんだそうです。
「夕食」の夕をカタカナの「タ」に見立てて
「タヌキ」なんだそうです。
何か、クイズの答えみたいで面白いですね。
ちなみに、素泊まりとは、ただ泊まるだけの事で、
夕食も朝食も無しの事です。
他にもいろんな面白い旅館用語ありそうですね。
旅館業界の隠語
ちなみに、隠語とは、特殊な業界の中だけで通じる言葉の事です。
スキッパー:宿泊料金を支払わずに逃げてしまう人の事。
語源は「急いで逃げ去る人」です。
ノーショウ:連絡もなく泊まりに来なかったお客様の事。
食事や寝具の準備をして待っている旅館にとっては、
ダメージが大きいです。
オバケ:ノーショウの逆で、予約していないのに、
予約したと言ってやってくるお客様の事。
中には、間違えて違う旅館を予約した人が
来る場合もあるそうです。
お供え:恋人同士や夫婦等、二人で来るお客様の事。
語源は、神棚へお供えする時、いつも「一対」でするので
このことからきています。
お泊り:板前さんが使う用語で、これは、お客様の事ではなく
魚の事を指しています。
つまり、前日に仕入れた魚が残っている=売れ残った魚の事です。
つぶやき調査:お客様の会話から、
旅館の問題点や改善点に気付く事。
どんでん:宴会が終わったら、すぐに次の宴会の準備をする事。
どんでん返しの略です。
最後に旅館業界の隠語が気になる人へ
ざっと、あげてみただけでも、隠語ってたくさんあるんですね。
まだまだありそうですが、お客様に聞こえても
何の事か分からない様に上手く考えてありますよね。
もうすぐ、春休みですし、
旅行に行く計画を立てている人もいるかと思います。
その時に、もし、旅館に泊まるのなら、
従業員さんの言葉に耳を傾けてみたら、
ひょっとしたら、面白い隠語が聞けるかもしれませんね。