冬場は暖房を使うので、光熱費が気に
なる季節ですよね
ついついエアコンやヒーターを使い過ぎ
て、光熱費がいつもの倍くらいになって
しまうこともあります。
できるだけ、暖房器具に頼らないように
したいものです。
そこで、電気を使わない暖房を探してみた
ところ、簡単にできて良さそうな暖房方法
を見つけました。
それはろうそくを使った方法です。
これなら電気も使わないし、材料費も安そう
なので、光熱費を節約することができそうです。
一人暮らしの小さな部屋なら、これくらいでも
温められるかもしれません。
今回はろうそくを使った暖房が、果たしてエアコン
やヒーターの代わりになるのか考えてみました。
お金を使わずに暖かくなりたい!ろうそくを使った暖房があった!
ろうそくを使った暖房とは、ろうそくを入れた
容器のそばに鉢を置くための台を作って、その上
に植木鉢を2つ重ねて置くだけのシンプルなもの
です。
ろうそくの火によって、下の植木鉢が温まり、
暖かい空気を貯めこみます。
その熱により外側の冷たい空気を温めると
いう仕組みです。
温められる空気は、下の鉢と上の鉢の間を
通って入れ変わるので、効率的に部屋の空気
を温めることができます。
材料は、ろうそくを入れる容器・鉢を置く
ための台(レンガなど)・素焼きの植木鉢
2つ・ろうそくの4種類だけです。
植木鉢以外は百均でそろえることができる
ので108円×4個で432円、植木鉢は安い
ものなら、大と小合わせて300円あれば
足りるでしょう。
合計で732円あれば作ることができます。
消耗品はろうそくですが、ダイソーで15個
入りのものが売っています。
燃焼時間は4時間なので、一回分に4個の
ろうそくを使って10時間使用すると、一日
あたり86円かかります。
1か月使用した場合は、2600円かかるという
ことですね。
一人暮らしの月の電気代は、全国平均で5392円
(総務省統計局 2007年)となっているので、
約2800円程安くなるといえます。月の暖房費
を2000円に抑えられたら大きな節約ですよね。
12月~3月まで、暖房を使っていたとすると、
2800円×4カ月で11200円もの節約になります。
お金を使わない暖房!ろうそくを使ったお手軽暖房の作り方
1.金属のバットや素焼きの受け皿にろうそく
を4つ入れます。
2.レンガなどで植木鉢を置く台を作ります。
バットのふちに高さがあれば、その上に
植木鉢を置いても大丈夫です。
3.小さいほうの植木鉢の底の穴をアルミホイル
でふさいだあと、台の上に逆さまにして置きます。
4.大きいほうの植木鉢を、小さい植木鉢の上に
かぶせます。
以上で完成です。材料も簡単に手に入りますし、
お手軽に作れますね。
ろうそくを使った暖房の実際の効果は?
実際に使ってみると、大きな部屋ではほとんど
効果はありませんが、屋根裏部屋などの小さな
部屋では効果を実感できるようです。
一人暮らしの小さな部屋に対しては、多少の効果
が見込めそうですね。
ただしエアコンやヒーターの代わりになる程では
無いので、サブヒーターとして取り入れるのが最適
でしょう。
デメリットとしては、ろうそくのススが発生して
喉に悪いことや、火を扱うので火事の危険があり
ます。
もし試す場合は、周りに燃えやすいものがないか、
ススを出しても大丈夫な環境なのか注意してください。
簡単にできるので、今年の冬はろうそくを取り
入れて、暖房費を節約してみましょう。