加湿空気清浄機とは、「空気清浄機」と「加湿器」を合体させたもので、
今は、空気洗浄機単体の製品より、加湿機能の付いた空気清浄機が
多く出回っている気がします。
そこで、今回は、加湿空気清浄機をどこに置いたらいいのかなど、
より効果を高める扱い方について解説します。
初めての加湿空気清浄機!より効果を実感できる扱い方とは!?
空気清浄機能のみの製品は、加湿機能を兼ねることで、
フィルターにカビが付きやすい、手入れが面倒というデメリットがあります。
そこで、各メーカーは、その対策をいろいろ講じています。
それでもなおカビが発生したり、部屋でたばこを吸ったり、焼き肉をしたりして
きつい匂いを出すと、加湿空気清浄機内の集じんフィルター、脱臭フィルター、
加湿フィルター、場合によってはトレー、タンクまで、お手入れが必要になります。
フィルターのお手入れをさぼると、汚れたフィルターから
匂いやカビの胞子が吹き出したり、空気清浄効果が落ちてしまたりするので、
フィルターのお手入れはとても重要です。
もしもお手入れを頻繁にするのが面倒だと思う人は、
フィルターを安価で交換できるタイプの空気清浄機を選ぶのがいいでしょう。
一般的にどこの製品も、水道水を使うように指示されていますが、
これもカビを生じさせないための指示です。
また、加湿しているのに部屋の湿度が上がらないときは、タンクの水が入っているか、
加湿フィルターに水あかやゴミがたまっていないか確認してください。
思いがけない不調が起きた場合、
取り扱い方法が間違っているケースが多いので、空気清浄機など簡単な機械に思えても、
各メーカーの取り扱い説明書をしっかり読んで、正しくお手入れその他を書面どおりに
行うことが大事です。
加湿空気清浄機はどこに置く?位置や向きにコツがあった!
単純に空気清浄機の効果を高めるために最適な位置は、
部屋の中央、人の通り道に置くのがお勧めです。
さらに空気清浄機から排出された空気がエアコンに回るようにするのがベストです。
でも、部屋の真ん中に置くと動線の邪魔になるのは困りますよね。
その対策にキャスターで移動できるようにするのもいいでしょう。
家庭によっては、花粉症対策や喫煙者のたばこの煙対策に
加湿空気清浄機を置く場合もあるので、その場合は最適な位置が変わります。
花粉症対策なら、入口のドアの外などがいいですし、
部屋に喫煙者がいる場合なら、たばこの煙の立ち上る高めの位置に置くのが
いいケースもありますね。
加湿空気清浄機は、前面に冷たい空気が排出するタイプのものがありますので、
直接身体に当たる位置は避けるのがいいでしょう。
まとめ
加湿空気清浄機は単純な仕組みのように見えても、
加湿と空気清浄の機能を兼ねているために、お手入れを怠ると、
十分に効果を発揮できなかったり、逆に空気を汚染してしまったりと、
最悪なケースもあるということは覚えておきたいですね。