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なんだか車の暖房の効きが悪い!車内が暖まらない原因と対処法!

投稿日:2018年11月7日 更新日:

冬が近づく今、車の暖房の効きが悪いので困っていませんか?通勤に車を使っている人にとって、暖房の効きがよくないと、毎日寒い思いをしなくてはならず、たいへんつらいことです。

なんとなく暖房の効きが悪い気がしたとき、どんな原因が考えられるのでしょうか。また、どう対処したらいいのでしょうか。

冬の車の暖房は命にかかわる!暖かくならない原因って?


冬に車の暖房が効かないと命にかかわると言ったら大げさだと思う人もいるでしょうが、寒冷地ではそのようなことも起こり得ます。

吹雪の中、何も視界が効かなくなったとき、停車した車内にとどまらなくてはならないとしたら、燃料さえもてば暖房で命を長らえることができます。

夏場でも、湖畔や山の上で車中泊をしようとして、驚くほど寒いことに驚く人も多いです。車の中は、とても冷え込むものです。冬に車の暖房が効かないという状態は、命に係わる危険があるというのは、大げさではないのです。

では、暖房が効かなくなる原因とは、どんなものが考えられるのでしょうか。

それを説明する前に、車の暖房がどういう仕組みで温風を出しているのか、説明する必要がありますね。

車の暖房の仕組みを知ろう!上手な使い方と対処法!


いうまでもありませんが、暖房の熱源はエンジンです。熱くなったエンジンを冷却してラジエータ液で冷却してエンジンの温度を一定に保っていることは誰でも知っていますよね。

エンジンを冷却したラジエータ液は温度が上がっています。その熱くなったラジエータ液でヒーターコアと呼ばれる装置を熱し、そのヒーターコアの熱で外気や内気の空気を温めてからブロアファンで風を起こし、車内に熱を送り込んでいます。

割合、単純な仕組みです。この仕組みに含まれるすべての部品が正常に動いて、温風を車内に送り込むことができているのです。

ラジエータ液、ラジエータ、サーモスタット、ヒーターコア、エアミックスドア、ブロアファン、温度センサーなどです。

それらが故障していると、暖房は具合が悪くなったり温風が出なくなったりします。

それぞれの部品が故障したときに、直すのにかかる費用は、かなり高額なものです。また診断だけでも費用は掛かりますから、多少効きが悪いからと言ってすぐにディーラーに持ち込みたくはありません。

ある人は、エアコンのコネクターを抜いて挿し直したら温風が出たという経験をしたようです。またエアコンフィルターのつまりが原因の場合、フィルターを交換することで解決することもあるようで、同時にカビや匂いの対策にもなるのでおすすめです。

この中で、すぐに対処できるのは、冷却水を補充することくらいのものでしょうか。暖房を使っていると冷却水の減り方も早いので、確認してください。

暖房なのに冷却水?と思った人はいないと思いますが、冷却水がなくなるとエンジンが高温になりオーバーヒートの原因になるだけではありません。ヒーターコアを暖めるのも、冷却水なのです。

使い方が間違っていて効きが悪いと思っている場合


さて、暖房が効きが悪くなったと感じている人は、使い方を間違っている可能性もあります。

当たり前のことですが、エンジンが温まる前に暖房のスイッチを入れてファンを回すことは、ヒーターコアが温まろうとしているのに、逆に冷やしていることになり、暖房の効きが悪くなる原因になります。

暖房のスイッチをオフにして暖機運転をすれば、暖房が効かなくて震えながら通勤する苦痛はなくなるはずです。

寒いところでは、エンジンスターターを使う人が多いです。自宅いたままでエンジンを始動させて寒い思いをすることなく暖気しておくことができます。

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