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ハッピーハロウィンの海外での意味知ってる?

投稿日:2018年5月26日 更新日:

日本でもすっかり定着したイベントなったハロウィン。

行事自体は1031日ですが、早いところでは9月の下旬になるとイベントを開催するところもあります。ディズニーランドやUSJがそうですね。

日本のハロウィン文化の火付け役といってもいいこちらのテーマパークでは、毎年志向を凝らしたイベントや、まるで別世界に舞い込んだようなハロウィンモード一色になったパーク内を満喫することができて、クリスマスに次ぐ人気イベントになっているようです。

そして街中では、仮装をした人たちが溢れるこの日。ちょっとクレイジーすぎでは?と思うほどの盛り上がりを見せ、海外でも話題になっているほど。

年々、コスプレ度もそのクオリティも高くなり、ものすごいお金と労力をかけてこの日のために準備をしているという方も多いようです。

このように、仮装を楽しむ、特別な日としての位置付けがある、肯定派と、そもそも海外から来た行事の一つなのに、この騒ぎようはとか、そもそもの意味を履き違えていると思っている否定的な意見を持っているのがハロウィン。

今やバレンタインデー市場を上回る経済効果があると言われている一方で、意見がこれだけわかれるものも珍しのではないでしょうか?

 そもあれ、そもそもハロウィンについてよくわからないという方は実際多いのかもしれません。ハロウィンは、10月31日に行われるものでアイルランド(古代ケルト人)が起源と考えられています。

元々は、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出すとても宗教的な意味合いのある行事でした。

しかし、やがて海外に広がり、現代では、特にアメリカでは民間行事として定着していて、ハロウィン本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっているようです。

では、なぜケルト人はこの日を祝祭したのかというと、ケルト人にとって、1年の終わりは1031日でした。

その夜は、夏の終わりを意味していて、また冬の始まりでもあり、この日に死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたそうです。

日本のお盆と似たようなものですね。

そして、同じ時期に出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被ったり、仮装をしたりして、魔除けの焚き火をしていたということです。

これに因み、31日の夜に、カボチャをくりぬいた中にろうそくを立てて「Jack-o'-lanternジャコーランタン」を作ったのです。

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海外ではお盆などの行事と似ている!?

元々のハロウィンの歴史は日本のお盆とよく似ていると思います。

今では行事のスタイルはだいぶ変わって来て「トリックオアトリート」に見られるように、イベントとして受け入れられているようです。

先ほども触れましたが、海外でよく見られるのがランタン。この、ランタン作りに必要なカボチャは海外では、ハロウィン近くになるとよく売られています。

綺麗なオレンジ色でかなり大きなもの。

中は空洞になっているので、食用ではなく、あくまでハロウィンのランタン用という形で売られています。

家族でランタンを作って玄関の前に置いたり、学校でもイベントの一環として作ったりもします。

家自体をハロウィンモードにデコレーションしたりする家庭もあって、見ているだけで楽しくなりますよ。そしてハロウィン当日は、魔女やお化けに仮装した子供たちが近くの家を訪ねて「Trick or treat.」(お菓子をくれないとイタズラするぞ)と唱えます。これはよく知られていますね。

子供達はたくさんのお菓子をもらって大喜びというのが一般的な祝い方。もちろん大人も仮装をしてパーティーに参加したりします。よく有名人がコスプレをしてSNSに写真をアップしているのをみたりしますよね。

日本の渋谷のように、一箇所に集中して集まるというよりは、クラブなどでそれぞれ楽しんでいるようです。

海外でも大々的に行われているのは、主に英語圏で、アイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどにひろがっています。特に、ハロウィン発祥の地とされるアイルランドには色濃く残っているようです。

アイルランドでは10月最後の月曜が祝日となっていて、ハロウィンを祝う習慣も、最も純粋な形で残っています。

海外の人は日本のハロウィンは全く違う行事だと感じている!?

 日本のハロウィンは今や世界的に有名で、本場アイルランドよりも賑わっているのではないか、と思われているようですね。

 海外ではどちらかというと子供のためのイベント的な要素が大きいですが、日本では、大人がハロウィンを盛大に祝っているようにイメージするようです。大コスプレ大会のようなあれほどの盛大な盛り上がりは、日本だけですね。

元々日本が発祥ではないお祭りを、一大イベントにしてしまう文化は、とても興味深いと思われているみたいですね。柔軟に受け入れ、独自の形で発展させていくという日本の文化の象徴がハロウィンかもしれませんね。今年のハロウィンもきっと世界中に配信されることでしょう。

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