天気予報は毎日チェックしますよね。特に何処かへでかける時にはお天気が一番気になることかも。
大抵、晴れるのか曇りなのか、雨なのか、そして気温について注意深く見ていることかと思います。それによって服装や持ち物も決めたりしますよね。
また、台風がよくくる季節、突然の雨が降ったりする時期にはどんなことがこれから先起きるのか気になります。
気象予報士の方が言っていること、聞いいているようでわからないこともたくさんありますよね。
また知っているようで、よく聞く言葉だけれど実はよくわかっていないということもたくさんあるかもしれません。
そこで今回は、波について、「波浪」と「高波」違いについて調べて見たいと思います。
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波浪とは?
では最初に波浪についてです。
波浪とは、海面の波の動きのことです。
波浪は風が原因で起こる海の波のこと。この波浪には、波浪とうねりとがあります。
風が吹いている場所で、風によって起きる波が「波浪」で、風によって発生し、風が吹いているとことから離れた場所に伝わっていく波のことを「うねり」と言います。
うねりはより遠くで起こる波長のようなものですね。うねりはおこった場所から離れて伝わる間に弱くなっていき、波の高さは低くなっていきます。
うねり、波浪は、はっきりと区別されていないので、普通は波浪とうねりをまとめて「波浪」と呼んでいます。
波浪の特徴は次の通りです。
- 波の形が不規則で先端がとんがっています。
- 風が吹いている方向へ進んでいきます
- 発達中の波によく見られるのが特徴
- 波が発達するほど波の進む速さは早くなります
- 波が発達するほど波の高さは高くなります。
うねりは、風が原因になっていない波のことです。
うねりの特徴は、次のとおりです。
- 波の形が規則的で先端に丸みがあります。いっけんゆったりとしていて穏やかな波に見えます
- 風の力が働かず、少しずつ減少しながら進みます
- 波の一番高いところが横に長く連なっている
- 海岸付近では波が高くなりやすい
という特徴があります。
高波とは?
高波とは高い波の事です。字のとおりすね。
波は風が強い場合に、高くなりやすい傾向があります。そして風が吹く距離が長く範囲が広いほど、波も高くなりやすいです。
狭い場所だけで風が吹いていても波は高くなりにくく、風が広い範囲で長い距離ふくと波がどんどん発達して高くなります。
そしてずっと風が吹いている方が、波が強くなります。高波は、津波とは関係なく、風が原因で発生するので、地震がなくても波が高くなることがあります。
波浪は高波による災害への対策は?
警報や波の高さに注意しましょう
海の近くに出かけるときは天気予報をチェックして、近くに台風や低気圧がないか、波浪など波の様子も確認しましょう。海水浴や釣りに行く場合は特に注意です。
そして、危険が予想される場合には海にはいかないようにしましょう。
波の様子を見に行ったりするのもとても危険です。高い波が発生すれば飲まれてしまう危険もあるので、高い場所なら大丈夫とは思わないように。
また、波浪警報などが発表されていない場合でも、海の様子や、波の状態が変だなと感じたらすぐに離れましょう。
天気のことわざ
天気予報以外にも昔から言われているお天気に関することわざもちょっと調べてみると面白いかも。
自由研究のプチ情報として発表できるかもしれません。
アリの行列を見たら雨
ありが、巣穴からたまごなどを運び出しているときには、たまごを自ら守るために巣穴から運び出している、と考えられるため、雨が近づいていると言われています。
鐘の音がよく聞こえれると雨
音は放射線状に広がっていくので、遠くになると聞こえにくくなります。でも上空に暖かい空気が広がっていると、地上に音がはね返ってくるので、遠くの音が聞こえやすくなります。上空に暖かい空気があるときは、雨が降りやすくなると言われています。
ツバメが低く飛ぶと雨
空気中の水分が多くなると、蚊の羽が水気を含むので下の方を飛ぶようになります。そのため、蚊をえさにしているツバメも低く飛ぶようになります。そのことからツバメが低く飛ぶようになると空気中の水分が多いため、雨になりやすいと言われています。
夕焼けは晴れ
天気は西から東へと移っていきます。夕焼けの時には、西の空に雲がないということに。そのため、雲のない天気のよい状態が西から近づいてることになり、晴れになりやすいと言われています。
茶碗のご飯が綺麗に撮れると雨、つくと晴れ
茶碗にくっついているご飯粒がとれやすく、きれいにとれる時は、空気がしめっていてご飯粒が乾燥しない時。反対に、茶碗についているご飯粒がなかなかとれない時は空気が乾燥している時で、ご飯粒がすぐ乾き、取れにくくなる時と言われています。
これなら毎日観察できますね。
天気について調べると色々面白いかも
他にもたくさなる天気用語をこの際色々調べてみるのも面白いかもしれませんね。天気予報を見るのがますます楽しくなりますよ。