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春夏秋冬の色分けは人によって違う?

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春夏秋冬の色のイメージは、例えば夏なら夏→夏の青空→鮮やかな青という風に、何かをイメージしてそれに関連する色に色分けします。

今回は色分けが人によって違うことについてのあれこれを見ていきたいと思います。

一般的に日本人がイメージする色と外国の色はこんなに違う!?

赤が情熱をイメージするのは、世界中でほぼ共通のようです。

緑色は日本では癒し、安全、安心、穏やかといったイメージですが、海外では、死、毒、怪物、嫉妬といった、マイナスのイメージとして捉えることもあるそうです。

黄色は日本ではポジティブなイメージで、明るい、楽しい、活発、集中、注意をイメージします。

一方海外では、危険、不快、異常、怖がりといったマイナスのイメージで、中国では、昔は最も高貴な色とされ、皇帝や貴人、僧侶の身に着けるものは黄色でしたが、現代では「卑猥な、腐敗した」というイメージが定着してしまったそうです。

と、いうように、色ごとに日本と海外ではイメージする色が違います。

色とは、色覚で、色覚とは、目を受容器とする感覚である視覚の機能のひとつを言います。

網膜内にある3種類の錐体細胞が吸収する可視光線の割合が色の感覚を生みます。

 

つまり、物の反射でもいいですが、物体の放つ光を私たちは見ているということです。そういう感覚が色覚です。

色は人間が進化してきた中で獲得してきたものなので、あとから色名は付けられただけで、微妙な差異の色同士を考えると、括り切れないほどの色が存在します。

したがって人間が物体の放つ光を目を通して知覚しているので、例え黒だったとしても、見え方が違うなんてことは多く存在する。

平安時代の重ねにみる季節の色分け

平安時代の宮中女性に端を発する着物の組み合わせに、重ねの色目(かさねのいろめ)と呼ばれる色の合わせ方があります。

ここでは、その伝統的な色の組み合わせの中から、四季を通じた配色見本を掲載しました。

世界の中で四季がある国は日本だけではありませんが、他の国が乾季・雨季という捉えかたをするのに比べ、日本では春夏秋冬というはっきりとした季節の捉えかたがあります。

それぞれの季節が育んだ日本人の色彩のオシャレが目に浮かぶようです。

  • 旧暦の 「春」 カラー:梅重から早蕨(さわらび)まで。
  • 旧暦の 「夏」 カラー:若楓(わかかえで)から夏萩まで。
  • 旧暦の 「秋・冬」 カラー:櫨紅葉(はぜもみじ)から椿まで。
  • 「四季通用」 カラー: 松重から苦色(にがいろ)まで。

重ね一覧

梅 重、一重梅、莟紅梅、柳 重、桜 重、桜萌黄、樺 桜、躑 躅、白躑躅、紅躑躅、岩躑躅、桃 重、藤 重、白 藤、若 草、菫 菜、壺 菫、山 吹、裏山吹、山吹匂、

早 蕨、若 楓、花 橘、楝 、牡 丹、葵、薔薇、杜 若、菖 蒲、花菖蒲、根菖蒲、

瞿 麦、花撫子、蓬、夏 萩、櫨紅葉、青紅葉、黄紅葉、萩 重、尾 花、桔 梗、紫 苑

竜 胆、忍 、菊 、黄 菊、白 菊、紅 菊、莟 菊、移 菊、残 菊、鴨頭草、虫 襖、枯 色、枯 野、 椿 、松 重、檜 皮、葡 萄、木 賊、海 松、篠 青、苦 色

というように、平安時代に重ねという襲色目と重色目があり、「襲色」 と 「重色」 につきましては、「重(かさね)」と書くときは、衣の表地と裏地を重ねたときにできる「重層色」を指し、「襲(かさね)」と書くときは、衣を重ね着したときにできる「配合色」を指します。

重の色目(2色)と襲の色目(3色以上)というふうに分けて考えるといいようです。

今回は、重ねを中心にお話していきたいと思います。

もともとの色名

バーリンさんとケイさんが見つけた定義である、バーリンとケイでは、ある色がどの基本色名で呼ばれるかは文化によって大きく異なります。

例えば、英語の「yellow」は「ochre」、黄土色を含んでおり、日本語の「黄」よりも範囲が広い。

また、漢字文化圏やマヤ文明では、「green」と「blue」を区別せずに「青」と呼ぶ。

上述のバーリンとケイは大学院のセミナーの研究で98種の言語を比較し、言語によって基本色の数は異なること、基本色が対応する色の範囲が異なること、言語の進化によって次第に基本色が分化し増えてゆくことなどを見出しました。

  1. 白(white)と黒(black)は全ての言語にある。
  2. 色名が3つなら赤(red)がある。
  3. 色名が4つなら緑(green)または黄(yellow)がある。
  4. 色名が5つなら緑と黄がある。
  5. 色名が6つなら青(blue)がある。
  6. 色名が7つなら茶色(brown)がある
  7. 色名が8つ以上なら、紫(purple)、桃(pink)、橙(orange)、灰(gray)か、それらのうちどれかを組み合わせた色がある。

・・・という定義である。

その定義で言うのなら、現代の日本語において基本色名と言える色は、基本色名は「赤」「青」「白」「黒」の4色である。

この4色は形容詞があり、「赤い」「青い」「白い」「黒い」となる。

ほかの色は色という字を入れないと成立しない。

 

いかがでしたでしょうか?

色というものに対して、日本人が積み重ねてきた色彩感覚があります。

そこに海外から入ってきた色使いを加えて現在の日本の色彩があると思います。

この記事を参考にしていただいて、春夏秋冬の色の定義というものを考えてみてもらえればいいと思います。

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