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紅葉ってなぜ色が変わるの?秋に起こる植物の不思議を解明しよう!

投稿日:2018年7月7日 更新日:

秋になると気になるのが紅葉!

緑から赤に移り変わる姿は非常に綺麗で神秘的です。

毎年、この光景を楽しみにされている方も多いことでしょう。

 

でも待って!そもそもなぜ、秋になると色が変わるの?

皆さんは、この理由をきちんと答えられますか?

そこで今回は、

この紅葉の神秘について紐解いていきたいと思います。

どうして秋になると紅葉するの?なぜ色が変わるのか科学的に解明!

まず、全ての樹木が赤くなったり黄色くなったりするわけでは

ありません。

常葉樹と呼ばれる、松や杉など1年中葉が落ちない木は緑のままで、

桜、楓、ぶな、銀杏など葉の落ちる落葉樹が紅葉します。

紅葉した山を見ると、葉が赤くなる木と黄色くなる木がありますね。

それは、色づく仕組みが違うからです。

 

春や夏には、葉の色は緑をしていますね。

これは葉にクロロフィルという色素が沢山あるからで、

これによって緑色に見えます。

 

実は、この緑色に見えるクロロフィル以外にも、

黄色の色素であるカロチノイドも含まれています。

しかし、クロロフィルの量が非常に多いため、

黄色は目立たない状態なのです。

これが、秋になり冬が近づくにつれて、木が落葉の為の準備として、

葉と枝の間に壁「離層(りそう)」を作ります。

この壁により葉で作られた糖分が枝の方に行くのを妨げられ、

糖分は葉の中に残ります。

 

また、葉を緑色に見せるクロロフィルは老化し、

アミノ酸へと分解されてしまいます。

そうなると緑色は消えてしまい、春夏は目立たなかった

カロチノイドの黄色が見えてきて、葉は黄色くなります。

 

葉が赤くなるのは、残った糖分やクロロフィルが

分解されてできたアミノ酸を材料に、

アントシアンという色素が合成されるからだと言われています。

褐色になる葉は、合成される色素が異なるだけで同じ仕組みです。

この合成される色素をフロバフェンと言います。

紅葉のメカニズムに驚き!葉っぱの仕組みを楽しく学習しよう!

葉っぱの仕組みについては前述しましたので、

紅葉がきれいに色づく条件と有名な紅葉スポットについて

述べていきたいと思います。

紅葉がきれいに色づく条件

紅葉の美しさは、

  • 「いかに多くの糖分が葉に蓄えられたか」
  • 「いかにクロロフィルが早く分解されるか」

ということにかかっています。

日光が良く葉に当たると、葉に多くの糖分が蓄えられます。

 

また、夜の気温が高いと、昼に蓄えた糖分が

呼吸などに使われてしまいます。

夜の気温が低いこともきれいな紅葉の条件となります。

クロロフィルの分解は、

日中は温暖+夜間に急激に冷え込む」ことが必要です。

つまり、紅葉が美しく色づく条件は・・・

  • 好天が続き、葉が日光を十分に受けている
  • 最低気温が8度以下の日が続く
  • 昼夜の寒暖の差が激しい

ということがあげられます。

 

また、夏に「気温が高く」、「雨量が多い」場合は、

更に美しい紅葉が期待出来るとされています。

紅葉がきれいな場所とは?

前述した条件を満たしやすい場所が、

紅葉がきれいな場所と言えるでしょう。

実際、高原や山岳エリアなどの辺りで

「紅葉の名所」と言われるところは多いです。

それでは、全国の紅葉の名所を以下にご紹介しましょう。

【北海道】大雪山国立公園/知床/大沼国定公園/

ニセコパノラマライン/定山渓/見晴公園・旧岩船氏庭園(香雪園)

/洞爺湖/札幌もいわ山ロープウェイ/支笏湖/オンネトー/

知床峠/阿寒湖/地獄谷・大湯沼(登別温泉)/屈斜路湖畔/

滝の上公園/神居古潭

【東北】奥入瀬渓流(青森県)/磐梯・吾妻(福島県)/

八幡平アスピーテライン(岩手県・秋田県)/蔦沼(青森県)/

弘前公園(青森県)/八甲田山(青森県)/十和田湖(青森県)/

中野もみじ山(青森県)/十二湖(白神山地)(青森県)/

薬研温泉(青森県)/八幡平(岩手県)/須川高原(岩手県)/

中尊寺(岩手県)/鳴子峡(宮城県)/秋保大滝(宮城県)/

蔵王エコーライン(宮城県)/抱返り渓谷(秋田県)/

鳥海山(秋田県)/角館(秋田県)/山寺立石寺(山形県)/

西吾妻スカイバレー(山形県)/月山花笠ライン(山形県)/

磐梯吾妻スカイライン(福島県)/五色沼湖沼群(福島県)/

磐梯山ゴールドライン(福島県)

【関東】日光(栃木県)/秩父(埼玉県)/箱根(神奈川県)/

神宮外苑いちょう並木(東京都)/六義園(東京都)/

高尾山(東京都)/伊香保温泉湯元「河鹿橋」/長瀞(埼玉県)/

中津峡(埼玉県)/国営武蔵丘陵森林公園(埼玉)/

奥多摩湖(東京都)/三渓園(神奈川県)/亀山湖(千葉県)/

国営昭和記念公園(東京都)/袋田の滝(茨城県)/

箱根美術館(神奈川県)/大山寺(神奈川県)/

養老渓谷(千葉県)/成田山新勝寺(千葉県)/筑波山(茨城県)/

花貫渓谷(茨城県)/那須高原(栃木県)/中禅寺湖(栃木県)/

榛名湖(群馬県)/谷川岳・天神平(群馬県)

【甲信越】弥彦公園もみじ谷(新潟県)/奥只見湖(新潟県)/

妙高高原」・いもり池(新潟県)/昇仙峡(山梨県)/

河口湖畔もみじ回廊(山梨県)/西沢渓谷(山梨県)/

麦草峠と白駒池(長野県)/千畳敷カール・中央アルプス

駒ケ岳ロープウェイ(長野県)/上高地(長野県)

【東海】香嵐渓(愛知県)/茶臼山高原(愛知県)/

岩屋堂公園(愛知県)/寸又峡(静岡県)/

修善寺虹の里・もみじ林(静岡県)/小國神社(静岡県)/

飛騨美濃せせらぎ街道(岐阜県)/新穂高(岐阜県)/

養老公園(岐阜県)/御在所岳(三重県)/

水沢もみじ谷(三重県)/赤目四十八滝(三重県)

【関西】高台寺(京都府)/北野天満宮(京都府)/東福寺

(京都府)/万博記念公園(大阪府)/大威徳寺(大阪府)/

府営箕面公園(大阪府)/六甲山(兵庫県)/高源寺(兵庫県)/

姫路城西御屋敷跡庭園好古園(兵庫県)/鶏足寺(旧飯福寺)

(滋賀県)/臨済宗永源寺派大本山永源寺(滋賀県)/

比叡山延暦寺(滋賀県)/吉野山(奈良県)/奈良公園(奈良県)/

竜田川(奈良県)/高野龍神スカイライン(和歌山県)/

竜田川森林公園(和歌山県)/西之丸庭園(紅葉渓庭園)(和歌山県)

【中国】帝釈峡(広島県)/三段峡(広島県)/宮島・紅葉谷公園

(広島県)/奥津渓(岡山県)/蒜山大山スカイライン(岡山県)/

特別史跡旧閑谷学校(岡山県)/大山(鳥取県)/小鹿渓(鳥取県)

/芦津渓谷(鳥取県)/三瓶山(島根県)/鰐淵寺(島根)/

清水寺(島根県)/紅葉谷公園(山口)/大寧時(山口県)/

長門峡(山口県)

 

【四国】高の瀬峡(徳島県)/祖谷渓(徳島県)/大歩危・小歩危

(徳島県)/特別名勝栗林公園(香川県)/寒霞渓(香川県)/

大窪寺(香川県)/別子ライン(愛媛県)/小田深山渓谷(愛媛県)

/滑床渓谷(愛媛県)/べふ峡(高知県)/瀬戸川渓谷(高知県)/

安居渓谷(高知県)

【九州】雷山千如寺大悲王院(福岡県)/秋月城跡(福岡県)/

光明禅寺(福岡県)/御船山楽園(国登録記念物)(佐賀県)/

東与賀海岸シチメンソウ群生地(佐賀県)/九年庵(佐賀県)/

仁田峠(長崎県)/雲仙岳(長崎県)/轟渓(長崎県)/

蘇陽峡(熊本県)/梅の木轟公園吊橋(熊本県)/球磨川(熊本県)

/久住高原(大分県)/深耶馬渓(大分県)/九酔渓(大分県)/

見立渓谷(宮崎県)/えびの高原(宮崎県)/高千穂峡(宮崎県)/

曽木の滝(鹿児島県)/冠岳(鹿児島県)/

県道1号線(小林えびの高原牧園線)(鹿児島県)

どうですか?日本には全国各地に沢山の紅葉スポットがありますね。

そして、やはり高原や山岳エリアが多いですが、

これだけあるというのは、やはり日本は紅葉に適した土地

言えるでしょう。

 

「日本の紅葉の美しさは世界一!」という声もよく聞きます。

紅葉の時期の木々の美しさは、まさに生命の神秘とも言えますね。

木々が色づき始めたら、「クロロフィルの分解開始!」なんて、

眺めてみるのもいいかもしれません。

 

筆者は京都に住んでいますが、

東福寺にはまだ行ったことがありません。

京都では11月中旬~12月上旬に紅葉が見ごろになります。

今年も大勢の観光客でにぎわう事でしょうが、

めげることなく観光をしてみたいと思います!

もちろん高台寺の紅葉も、北野天満宮の紅葉も美しいですし、

毎年ライトアップもされるようです。

 

まだ梅雨明けを待っている時期で気も早いですが、

皆さんも是非京都にも遊びに来る計画を立ててくださいね!

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