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厳島神社の鳥居が腐食しない?1400年の歴史の凄さ

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厳島神社の鳥居

厳島神社といえば、海の中にある鳥居で有名。今回のその厳島神社にある鳥居。大鳥居とも呼ばれますが、なぜ腐食しないのか疑問に感じたので、ちょっと調べてみました。

場所は、広島県廿日市市の厳島(宮島)にあります。世界遺産にも登録され広島県の観光地としてにぎわっています。

厳島神社とは

日本三景の一つである宮島にある神社。また、1996年に世界遺産にも登録され、観光客が年中訪れる神社でもあります。修学旅行でも訪れることも多く、厳島神社のことを知っている人は多いと思います。

その中で、気になることが。厳島神社の鳥居なんですが、海の中に立っています。潮が引くと鳥居の足元まで見えますが、潮が満ちると上の部分しか見えなくなることで有名でもあります。

海って塩分が多く含まれているはずなのに、鳥居が腐食することもせずに1400年もの間立っているのは不思議なこと。木造で出来ているはずなのに1400年も立っているなんてことはあるんでしょうか。

まずは構造からみていきましょう。

厳島神社の鳥居の構造

厳島神社の鳥居は木造。木造の鳥居では国内最大級の大鳥居と言われます。

  • 高さ:約16.6m
  • 棟の長さ:24.2m
  • 主柱の周り:9.9m
  • 総重量:約60t

近くで見るとわかりますが、かなりの大きさに驚きます。実際に見たことがありますが本当にデカいです!

さらに、潮が引いていると見ることができますが、他の神社にある鳥居と違い合計6本の柱で立っています。

主柱の前後に2本、左右に1本ずつある不思議な構造です。

通常であれば、2本の柱を地中に埋めて立っていますが、海の中に立っているということが関係しているのかもしれません。

さらに驚きなのは、この6本が埋まっていれば海の中だからしっかりと立ててるんだなと思いますが、実は厳島神社の鳥居は埋まってないんです。

なので、満潮時や台風などで海が荒れている場合は浮くこともあるそうです。そんな作りで大丈夫なのか?余計に気になってきますね。

鳥居の屋根に秘密があった

柱を埋めずに長い間、海の中に立っている秘密は「屋根」にありました。

この屋根の下は箱のような形をしていて、ものが入るようになっています。この中に石を詰めることで鳥居の重さを増やしどんな状況にも耐えられるように作った、ということです。

昔の人はすごいですね。そこまで考えて作られているのは今回初めて知りました。

6本の柱に鳥居の重さ、この2つでバランスを保ちながら長い年月立っているんですね。

厳島神社の鳥居が腐食しない理由

鳥居の構造が分かってきたら、今回のテーマ「厳島神社の鳥居は腐食しないのか?」が気になるところ。

海の中でバランスを保ちながら立っていることはわかりましたが、それでも腐食していくるのでは?と思います。

8代目の鳥居

実は昔からずっと同じ鳥居が厳島神社にあるわけではなかったんです。

最初に立てられた時から数えると、現在の鳥居は「8代目」にあたります。だいたい100年に一回のペースで建て替えたり、補修して保っているようです。

1215年、1241年、1571年に大規模な修復作業が行われ、あとは、補修しながら現在の姿を保っているようです。

因みに、1200年のころにはこの鳥居は二回ほど全焼しています。

鳥居がない状態が300年ほど続き、1517年に戦国大名である毛利元就が再建して今日まで立て直しや補修で鳥居が存続している状態と言われています。

木材は海で腐りにくい

建て替えや補修をして今日まで立っている鳥居ですが、それだけで1400年ももちません。

鳥居が丈夫な秘密はやはり「木材」。

厳島神社の鳥居に使用されている木材は「クスノキ」。

クスノキは「腐りにくい」「虫がつきにくい」「強い」といった性質の木材で、鳥居を作るにはピッタリの木材なんです。

また、木材というのは水の中に浸かっていると実は腐食しにくいんです。

それでも腐食するのは、どうしても潮の満ち引きによって空気に木材が晒されてしまい腐食が進みます。

なので、その中でも特に腐食しにくい木材として選ばれたわけです。

なぜか?

腐食の原因とは菌や微生物ですが、水の中では繁殖できず木材が腐食することがないようです。そのため、厳島神社の鳥居の最適な木材として「クスノキ」が使用されているというになります。

ただ、使用する木材のクスノキを探すのにかなりの手間がかかるようです。鳥居に使用するため条件が厳しく、それにあったクスノキがなかなか見つからないようです。

樹齢:500~600年のクスノキで、太くてまっすぐなクスノキしか使用できないという厳しい条件があります!

今の鳥居も修復する際に、クスノキを探すのに20年近くの時間がかかったと言われているほど、見つからないみたいです。

それだけ苦労しながらクスノキを探すのも、少しでも腐食を遅らせ状態をよく保つための努力、職人の技術ですね!

まとめ

長い歴史のある厳島神社。そして、その鳥居が腐食しながらも現在も昔と変わらず立っているのは、数百年に一度補修したり建て替えたりして保っています。

ただ、いろんな意見も存在し賛否両論です。

世界遺産にまで登録されている厳島神社ですが、建て替えたり補修していたりしては世界遺産としてどうなの?という声も聞こえます。

個人的には、厳島神社の歴史や神社や鳥居の構造、そういったものがあるから世界遺産なのかなと思います。

いろんな意見がある中で、ご自身の目で見て感じてください。

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