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ハイブリッド車の暖房は効かないって本当?ハイブリッドの運命!?

投稿日:2019年1月17日 更新日:

あなたはハイブリッド車は暖房の効き目が悪いという話を聞いたことがありますか?
それって本当なんでしょうか?
そこで今回はハイブリッド車の暖房の仕組み、
効き方についてスポットを当てて探っていこうと思います。

どうしてハイブリッド車は暖房の効きが悪いの?車の暖房の仕組み!


ハイブリッド車は暖房がよく効かないのでしょうか?
ハイブリッド車の暖房の仕組みってどんな風になっている?って疑問に思いますよね!
実はハイブリット車は暖房にすると、その効き目が悪くなるというよりも
むしろ燃費が悪くなるのです。ではなぜそうなるのか?

ハイブリッド車が低燃費で走行できるのは、
エンジンを使用せずにEV走行をするからなのです。
EVとはElectric Vehicleの略で、いわゆる電気自動車のことです。
ハイブリッド車は、暖房をしようとすると、
その熱をため込むためにエンジンを使用しなければなりません。
エンジンを切ると熱がなくなるので、
暖房のスイッチを入れるとその熱を逃さないようにするために、
エンジンは掛ったままとなり、その結果燃費が悪くなるのです。

車の暖房は完全なEVでないならば、つまりハイブリッドならば、
エンジンの排熱を使用することになります。なのでハイブリッド車で暖房を入れると、
入れない時と比べた時、エンジンが掛ったままになっているので
その分燃費が悪くなるというわけです。

◆EV車の暖房の仕組み
ここで比較のためにEV車の暖房の仕組みについて記します。
EV車はバッテリーとモーターを回転させて車を動かします。
その時にバッテリーとモーターはそれぞれ熱を発生させるでしょう。
しかし、エンジンの出す熱量に比べると、発熱していないのとほぼ同じぐらいの
ものなのです。というわけで、EV車には暖房用の装置が別に必要になってきます。
その装置の一つがPTCヒーターと呼ぶものです。

PTCは(Positive Temperature Coefficient、正温度係数)の略で、
温度が上昇するとそれに伴い電気抵抗が増大する性質を持つ半導体のことです。
この性質上、一定の温度以上には上がらないための安全性を
確保できる構造になっています。

PTCとは、言ってみれば電熱器のことです。
この電熱器には空気を暖める空気加熱PTCヒーターと、
水を加熱する水加熱PTCヒーターの2種類があります。
空気加熱PTCヒーターの長所は、即暖性です。しかし安全性に難があります。
もう一つの水加熱PTCヒーターは即暖性は劣りますが安全性の面では高いので、
水加熱PTCヒーターがより多く使用されるようです。

しかし、いずれにせよ電熱器のために電気を多く使います。
もう一つはヒートポンプというものです。
ヒートポンプはエアコンと同様の仕組みになっていて、
電力で圧縮機(コンプレッサー)を作動させて、大気中の熱を奪って
暖房をするというものです。

その段階は
1.大気から熱を集める
2.高温の熱になるまで圧縮する
3.車内の空気をその熱で暖める
4.空気の温度が上がったところでエアコンの吹き出し口から車内に送風する
5.残った熱は圧力を下げて低温にして車外に捨てる
というものです。

この装置も電気で動きますが、使用するのがコンプレッサーなために
電熱と比較すると電気の消費量は小さくなります。
現在、市場に出ているEV車はヒートポンプが搭載されているものが主流です。

実際にどれくらい効きが悪いの?燃費が悪くならない方法は!?

◆ガソリン車のエアコンの仕組み
ガソリン車はエアコンで冷房を使用するときに、「A/C」スイッチを入れると
冷房を利かすことができます。この時、コンプレッサーが作動して冷媒を冷し、
それに空気を通すことによって冷たい風を作り、車内にその冷気が送られます。

夏場に車のエアコンを使用すると、燃費が明らかに悪くなります。
これはエアコンのコンプレッサーを動かすのに大きな電力を必要としますが、
それはエンジンの動力を使って発生させているからです。
それゆえ、エンジンへの負担が大きくなり、ガソリンを多く使用することにつながります。
その結果燃費が悪くなるのです。

暖房は、ガソリン車の場合、エンジンの排熱を利用するために、
特に燃費には影響しません。エンジンを使う時に出る熱を利用しているわけですね!
しかし、室内の窓が曇っている時には「A/C」スイッチを入れて暖房することで除湿されます。この時コンプレッサーが作動するのでそれとともにガソリンを多く消費します。
その結果燃費にも影響が出てくるのです。

◆ガソリン車で暖房するときに燃費を悪くさせない方法
ガソリン車で暖房するときには「A/C」スイッチを入れずに、
冷暖房のつまみを暖房に回すだけで車内は暖かくなります。
先に述べたように、その時はエンジンの作動で発生する熱を利用しているだけです。
なので、車内を暖房するだけでは燃費に影響はないのです。

◆ハイブリッド車の燃費をよくするコツ
ハイブリッド車は上で述べたように、暖房するときにはエンジンの熱を利用しています。
なので、エンジンが動いている時間が夏と比べて長くなるので燃費が悪くなるのです。
そこで燃費を少しでも良くするにはどうすればよいでしょうか?

・その手段としては、走行開始直後やモータ走行を連続して行ったときには、
冷却水の温度が下がっているので暖房を切っておきます。
市街地の場合10分程度でエンジンが温まってくるので、
その時暖房を入れても燃費への影響を小さくできます。

・その他、急加速、急ブレーキ、急ハンドルは燃費を悪化させるので
よくありませんし危険です。

・信号待ちなどでは暖房を切ってアイドリングストップをします。

・車間距離を十分にとることも燃費を向上させます。
速度を一定に保ちやすくなるからです。

・タイヤの空気圧を点検します。
タイヤの空気圧が低いと、地面との抵抗が大きくなって燃費を悪化させます。
逆に空気圧が高すぎると乗り心地が悪くなる、安定性も損なわれるなどが考えられます。

・余分な荷物は積んでおかない。車が重くなるとその分の力が必要になるので
燃費も悪くなります。

・定期的に車の点検や整備を行う。オイル交換も燃費の悪化を抑えるので
一定期間で交換します。車の故障も早く発見できて安全性の向上につながります。

まとめ

以上でハイブリッド車の暖房や燃費、その仕組みについて説明するために、
いろいろな面から簡単に説明してきました。ご納得いただけたでしょうか?
ハイブリッド車をうまく利用したい、あるいは購入を考えているなんて人もいることでしょう。そういった方々に参考になればとてもうれしく思います。

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