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伝統のふいご祭りって何?お祭りのやり方!

投稿日:2018年8月17日 更新日:

お祭りには昔から長い伝統があり

それを代々受け継いで今日まで祝われているわけですが、

どんなお祭りを祝っていますか?

また、印象的なお祭りはありますか?

お祭りといったら、地域に根付いているもので、

その地区に昔から伝わる言い伝えや習慣に基づくものがあり

改めてその歴史や風習を知ることもできます。

特に自分の育った地域移り住んだ土地との

こういった風習の違いは、

改めて日本の歴史と風土の違い感じるものです。

 

そこで、「ふいご祭り」とは聞いたことがありますか?

知らない方にとってはどこのお祭り?となるかと思いますが、

これは全国各地で行われているお祭りで、

「ふいご」を祀るお祭りです。

 

ではその「ふいご」とは?ということになりますが、

ふいご」とは、鍛冶屋や鋳物師などが、

火をおこしたり火力を強くするのに使う送風機のこと。

ふいご祭り」はそれらの職業の人たちが、

ふいごの守護神をまつるお祭りで、

11月8日全国各地で行われているというもの。

(現在では、日程にズレがあるところも)

 

鍛冶屋や鋳物師のひとにとって大切なお祭りということになります。

なのでこの日は一日仕事を休んでお祝いをします。

神社に詣で、金山彦神、金山姫神、お稲荷様などを祀る、

ふいご祭りを行います。

 

ところでこの金山彦神とは、なんのことかというと、

イザナミノミコト火の神を生み、

病気でふせり嘔吐したときに化成したという鉱山を司る神のこと。

鉱石を火で溶かした様子が、嘔吐物に似ているからの

連想なのだそうです。

そして金山姫神はその配偶神

 

ふいご祭りの日は、神社のお札仕事場に貼り

鞴を清めて注連縄を張り

お神酒や餅を供えます。

毎日仕事をしてくれる、ふいごの労をねぎらって

年に一度はそれを休ませます

そして火の安全仕事の繁栄祈願する

というのがこのおまつりの目的。

 

もう一つ興味深いのが、みかん

このおまつりに欠かせない重要なものなのです。

この日にミカンを食べると、風邪にかからない

というように信じられていたため、

門前で振舞ったり、また近所の子どもたちにふるまってきたそうです。

ふいご祭りとみかんの関係もなかなか面白いものですね。

 

ふいご祭りの由緒とは!

ふいご祭りの由緒とは先ほどご紹介したように、

鍛冶屋そして鋳物師などが、火をおこしたり

火力を強くするのに使う送風機ふいごの守護神をまつるお祭り。

 

そしてこのお祭りが行われるのが11月8日ですが、

特に京都では、11月は「火のお祭り月」とも呼ばれています。

この月には、多くの神社やお寺「お火焚」の神事

行われているためです。

京都の人にとっては身近な神事で、

昔から「おひたきさん」と呼んで、この神事を大切にしてきました。

伏見稲荷大社」の「火焚祭」は

そのなかでも最大規模を誇るものです。

稲荷神鍛冶の守護神といわれることから、

鍛冶屋、鋳物屋はもとより、染物屋、造酒屋にとって

お火焚祭」はふいご祭り強い繋がりがあると言われています。

 

日本刀をはじめ包丁や鉄鋳物など、

まさに職人技が光る日本の美しい金属製品

今では世界からもその高い技術が認められ、

例えば世界的に有名なシェフも日本生の包丁を使ってたりします。

プロに認められているプロのもの作りに

お互い通じる部分があるのでしょう。

とても誇らしいことですね。

 

そういった意味でもふいご祭りは、

日々炎に向かい丁寧にそして魂を込めて仕事に携わる

職人たちの一年に一度の特別なお祭りということに

なるのかもしれませんね。

 

ただしいふいご祭りのお祭りの仕方!

ふいご祭りは、鍛冶屋、鋳物屋のお祭り

この仕事に従事している方にとってはとても大切な一日

お祝いの仕方としては、お供えをするということ。

若干の違いがありますが、こちらが一般的なお供えの仕方です。

 

まず最初に仕事場をきれいに清めます。

そして、金山様の掛け軸を掛け注連縄を張ります。

注連縄は大きい注連縄には7本

榊の上に載せる円形のものには5本の足をつけます。

前日は店先に張り、お祭りの当日に

ふいごのある金山様のところに張り直します。

お供え物として、赤飯鮒のたたき

キンピラゴボウ青物のおひたし

鮒のピン焼き、などを膳にのせて供えます。

鮒2匹を腹合わせにして頭が左に来るようにして供え、

みかんも供えます。

 

こちらに写真があるので参考にしてみてください。

自分のお仕事と関係した神事があるというのはとても興味深いですね。

全ての仕事においてこういった神事はあるものではないので

とても感慨深いものがあります。

このお仕事に従事している方は

特に仕事に対して誇りに思っていることでしょう。

また、普段包丁などは私たちの生活には欠かせないもの

使っている私たちも、大切に思いながら

そして感謝して使うようにしていきたいですね。

 

 

 

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